■平成28年度決算における「ぶんきょう未来」の会派意見
■2017年9月定例議会 本会議一般質問
■2017年2月定例議会 本会議一般質問
■2017年2月定例議会報告
■平成29年度予算における「ぶんきょう未来」の会派意見
■2016年11月定例議会報告
■2016年9月定例議会報告
■2016年6月定例議会報告
■平成28年度予算委員会
■2016年2月定例議会報告
■2015年11月定例議会 本会議一般質問
■平成27年11月定例議会
■26年度決算におけるぶんきょう未来会派意見

■平成27年9月定例議会
■平成27年6月定例議会
■平成27年2月定例議会
■2014年の議会報告はこちらから
■2011年〜2013年の議会報告はこちらから
■2008年〜2010年の議会報告はこちらから
■ 会派意見 ■

ぶんきょう未来の態度表明をいたします。
 平成28年度は、基本構想実施計画期間の最終年度を迎え、多様化・複雑化する区民ニーズにより迅速かつ柔軟に、さらに効果的に対応できるよう進行管理に努められました。
 また、社会保障関係経費の増加が見込まれるなかでも、区民の視点に立ち待機児童対策等の推進と共に、一時預かり事業や訪問型病児病後児保育の低所得世帯への減免措置を検討するなど、子育て支援に力を注がれ、地域ケアシステムの確実な構築に向けて、重責を担うケアマネジャーの質の向上に積極的に望まれるなど、取り組みを確認いたしました。
 条例でLGBTへの差別を禁止していることを工事事業者の契約書類に明記するとともに、性的少数者への対応指針を作るなど、条例の確実な周知に向けて動かれていることも高く評価します。
 しかしながら、区民が文京区を「心の行き届いたサービスを受けられるまち」だと実感を深められるよう、議会のチェックにも真摯に耳を傾け、PDCAサイクルに基づき課題解決を図ることを強く求めます。
次に要望です。
・改築で新しくなる学校施設は児童が利用しない放課後、長期休暇等、費用対効果の側面からも動線を配慮し、体育館、校庭だけでなく図書館、音楽室、家庭科室を地域開放し、歳入を増やすこと
・横浜市のようにネーミングライツを利用し、経費をかけなくても公共施設の備品等を充実させるなどの手法を取り入れること
・シビックセンターの便益施設について、銀行ATM,旅行代理店、展望レストラン等、サービス向上や競争性という視点を重視し不断の見直しを行うこと。
・青少年プラザの使用料はスピード感を持って無料にすること
・外部監査を復活させること。
・学校の施設管理は、定型的で経常的な業務と考えられることから民間活力を活用し、業務の効率化を図ること。
・UNWomen日本事務所と区のつながりを深めると共に一階からの移動を検討すること
・コミュニティバスの路線拡大及び本数を増やすこと。また、民間活力を活用してバス停の屋根や椅子の設置を実現すること
・高齢者へのおむつ事業は、障害福祉のおむつ事業に準じて行うと共に、ケアマネジャーを通じておむつの残量を調査すること。使用されなくなったおむつの回収について検討すること
・一定規模のマンション事業については、区と高齢者グループホームを設置することの協議の場を設けること 路上障害物になる看板の撤去、路上駐車・駐輪対策の強化、マンションのゴミ集積所の適切な設置について実効性のある条例等を整備すること。
・健康センターの抜本的見直しをはかり、より区民ニーズに対応できる施設とすること
・埋蔵文化財保管については、喫緊の課題とし、長期的な展望を含めた計画をつくること。 学校司書の派遣は週4日から5日に拡充すること。
以上、要望いたします。
次に、・幼稚園の保育料についてですが、平成28年度の値上げの条例提案にあたって、私達ぶんきょう未来としては、29年度を目途に保育園の保育料との整合性を取ることを前提に賛成しました。
 しかし、平成28年度中に整合性を図るための動きは見られず、隣の台東区と比べても、対応が遅すぎると言わざるを得ません。
 また、お茶の水・柳町こども園においては保育園児童と同じ時間、同じ保育内容でありながらも格差があり、不整合が見られることへの対応も再三指摘しているにも関わらず、対応が行われていません。とても残念です。
 春日・後楽園再開発事業については、平成28年3月に地域課題への対応を組合に対し求めるように区に要望しましたが、庁内でのアンケート調査から組合への提出まで半年間、対応が遅れたことは遺憾です。公益性の確保についても不十分でさらなる待機児童の増加などが懸念されます。 また、100億円補助金増額に関わる交渉過程に関わる書類や交渉記録が残されておらず、適正性を検証できないため増額については承知していませんし、公文書管理及び情報公開の面でも不適切であると指摘せざるを得ません。
・庁議資料については議事録などの政策形成過程が不透明で改善が必要です。
・総合体育館の不具合については、いまだに抜本的な検証がなされていません。
・施設設計については、障碍者差別撤廃法や子育て支援等、区が抱える課題が図面に落とし込まれていない設計が数多く見られ問題があると言わざるを得ません。ちなみに、青柳保育園の改築設計に対して会派として指摘した事項には対応がなされないまま実施されました。
など、1年間の取り組みが不十分であることも多く見受けられました。
 この予算委員会でわが会派がチェックして事項についてしっかりと改善され来年度予算に反映されることを強く望みます。
 以上の意見を付しぶんきょう未来は、平成28年度一般会計は認定しません。
 国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計・介護保険特別会計は認定します。
■ 2017年9月定例議会 本会議一般質問 ■

ぶんきょう未来 品田ひでこ

「ぶんきょう未来」の品田ひでこです。会派を代表して一般質問を行います。
 はじめに、この夏は「九州北部豪雨」をはじめ北陸・東北地方など各地に豪雨被害が発生しました。亡くなられた皆様にはご冥福をお祈りし、被害に遭われた方々には、謹んでお見舞い申し上げます。文京区は、積極的に豪雨被災者支援を行うようお願いいたします。
1.がん撲滅のための対策について

@健康都市宣言 がん対策推進条例の制定

 毎年新たにがんになる人が、驚くことに年間100万人と言われています。 文京区のがん検診に、今年度(平成29年度)、50歳以上を対象に隔年で胃癌内視鏡検査が加わりました。これは、区民の健康維持や生命を守る重要かつ有意義な政策であり、区民として嬉しいことです。 がん検診が拡大される一方、自治体ががん対策条例を制定する動きも進んでいます。

@ 北海道では、平成24年4月から「北海道がん対策推進条例」が施行されています。
A 松前郡福島町では、この条例を受け、国のがん対策基本法の趣旨を踏まえて平成27年町独自の「福島町がんなんかに負けない基本条例」を制定し、がんに対する普及啓発を深め、がんの検診率の向上を目指すことで、「町民誰もが“がん”で家族を亡くして、悲しむことがないよう努めてまいります。」と宣言しています。
B 日野市では、「がん対策推進基本条例」が平成24年に制定され、市の責務、市民の役割、保健医療関係者の役割、事業者の役割を明記して市全体で取り組んでいます。

 近年、医療の進展に伴い、がんは不治の病から治る病気へと変化してきて、予防による早期発見・早期治療により命を救うことができます。今以上にがんから区民を守る対策を講じるべきです。  文京区は幸いなことに、地元には大きな病院や優秀な医師会があります。この恵まれた医療環境をもっと活かした「がん撲滅」のための戦略的な事業展開を図るべきです。  文京区のがん対策の目的は、「がんに罹患させない。早期発見・早期治療でがんから区民の命を守ること」です。

<質問1> 文京区を「健康都市」に宣言し、「がん対策推進条例」を制定する。がん撲滅に積極的に戦力的に取り組むべきと考えますが、区長のご見解を伺います。


それでは、具体的な取り組みを提案していきます。

A乳がん検診の無料化について

 最近私の周りで何人か乳がんに罹っています。日本では、年々増加し毎年約7万人が乳がんに罹りその割合は11人に1人、女性が罹患するがんの第1位になっています。
 乳がんになりやすい年齢をみると、30歳代後半から増えてきて、40歳代後半にピークがあり、70歳を過ぎてもそれほど減りません。
◎最近の乳がん検診の状況を調べてみました。
 40歳以上の女性に対してマンモグラフィ検診を行うことにより、乳がんによる死亡の危険性が減ることが証明されています。このため現在、40歳以上の女性に集団検診としてマンモグラフィ検診が行われています。しかし、一部の乳がんはマンモグラフィで写し出せない場合があることも知られており、マンモグラフィ検診を受けていれば万全ということではありません。
 現在、その有効性を調べる全国的な研究の解析が進んでいて、その結果40歳代の女性で超音波をマンモグラフィと併用するとマンモグラフィ単独より多くの乳がんがみつけられることがわかってきています。
 また近年、「デンスブレスト(高濃度乳腺)という考え方が提唱されています。乳腺濃度が高いためにマンモグラフィで「白く」写る乳腺のことです。一般に日本人は欧米人と比べて乳腺濃度が高いために高濃度乳腺の比率が高いといわれています。
 高濃度乳腺の問題点は大きく2つあります。
・1つはマンモグラフィ検査ではがんも「白く」写るため見つけにくいこと。
・もう1つは高濃度乳腺の人は、がんの発症リスクが高いことです。
 自分自身の乳腺濃度を知ることは大切で、米国ではマンモグラフィを受けた本人に乳腺濃度の情報を提供するように法整備が進んでいます。
 さらに、過日タレントの小林麻央さんが乳がんを患い、強い意志で闘病生活を送られたブログが注目されましたが、残念ながら34歳の若さで亡くなられました。大変ショックなことで、30歳代も死に至る乳がん、区の検診は40歳からで問題はないのでしょうか。
◎一方、文京区の最近の乳がん検診の状況は
  受診者数 受診率
平成24年度 4,105人 18.5%
平成25年度 4,267人 17.9%
平成26年度 4,775人 18.7%
平成27年度 5,841人 23.2%
平成28年度 5,539人 24.5%
 このように受診者数は増えていますが、受診率は20%台です。関心がないわけでもないのに受診率が増えない理由の一つに「受診料1,000円の自己負担」があり、「無料にしてほしい」という区民要望が多いそうです。
 さらに本年3月の「文京区健康に関するニーズ調査報告書」によると「がん検診を受けなかった理由」に、30歳代女性の29.0%が「費用がかかる」と答え、大きな割合を占めています。
 区では、これまで特定健診や各種のがん検診は、大腸がん検診40歳以上、胃がん検診40歳以上、今年度から50歳以上2年に1回内視鏡検査が加わり、子宮頸がん検診20歳以上の方が受診できますが、全て「無料」です。
 厚生労働省が2年に1回推奨している乳がん検診は、文京区では「検診料1,000円の自己負担」はなぜでしょうか。区がいう受益者負担の考え方は、どうして乳がん検診だけに適用されているのか疑問です。また、国の無料クーポンはありますが、今年度は41歳のみ限定です。
 女性の罹患率が高い「乳がん」は、早期発見・早期治療で9割が治る確率が高いことに注目すべきです。区の優先課題は、受診率アップです。とにかく徹底的に受診して頂く環境をまずは整備すべきです。

<質問2> 文京区が2年に1回推奨する乳がん検診を来年度から自己負担料なく完全無料にすること。そして、超音波検査をマンモグラフィ検査と併用した検診にすること。さらに、受診対象者を現行40歳から30歳に引き下げることを強く求めます。区長の女性に優しい決断をお聞かせください。


Bシビックセンターに「区民の保健室」を

  先日シビックセンター3階にある「保健サービスセンター及び健康センター」にふらっと行ってみました。相変わらず入り口付近は、節電でしょうか薄暗い感じで、あまり健康的な雰囲気で迎え入れてくれません。その時は教室が開催されていたようで、事務室も真っ暗で職員もいなく、セキュリティーにも問題あるなと感じました。暫く居ましたが、誰も対応してくれず、受付横のポスター掲示を見て、各種パンフレットが無言で「どうぞお持ちください」と言っているようでした。
 私だけでなく一般区民が健康のことや教室等問い合わせで、ちょっと立ち寄っても受付に人がいない時間があるようで、そのままお帰りなるケースがあるのだと実感しました。
 また、私は先の「文京区健康に関するニーズ調査報告書」から驚いたことがあります。
@ 保健衛生部の事業を6割の人は知らない
A 個別の「事業を知っているか」の問いに、「健康づくり栄養教室」が20.4%、「精神保健相談」が15.0%、目玉事業の「ネウボラ事業」は5.1%しか知らない、つまりほとんど知られていません。
 こうした現状を区はどう評価していますか、早急な改善が必要です。
 皆さんは、「まるのうち保健室」をご存知ですね。"女性ならではの身体の悩み"にアドバイスが受けられる期間限定の大人の保健室です。働く女性のための身体や働き方におけるふさわしいライフプランを構築するため、「まるのうち保健室」では予防医療コンサルタントによるオリジナルメソッドで、各種測定、カウンセリングを行い、身体の状態を知る機会を提供してきました。これらの測定結果を通じてまとめられた『働き女子1,000名白書』によると、日常生活において不足しているのは、「栄養」「運動」「睡眠」だとわかってきました。その結果を受けて「食育丸の内」としてエリアの飲食店の協力やメニューの展開も強めています。さらに、メーカーや協会、医療関係者やメディア関係者など、取り組みに深く共感してくださっているパートナーがいます。女性の健康と身体について真剣に考え、それぞれが持っている知識やノウハウを使って、女性たちがより健やかに充実した毎日を過ごすためのサポートをしています。
 この例を参考に、「保健サービスセンター」が今までの「保健所」の機能を超えて、より積極的に区民に寄り添い、区民に打って出る保健政策にしていただきたいと考えます。シビックセンター3階を「区民の保健室」や「健康ゾーン」になることを強く希望します。 そこで、 

<質問3>シビックセンター3階「保健サービスセンター」を、明るい健康的な雰囲気のアプローチにすること、健康や生活習慣病予防などの相談に気楽に立ち寄れるようにすること、区民が楽しく健康を学び、セルフケアができるセンターに改善していただきたい。 さらに3階南側の殺風景な屋上庭園前のイスのあるスペースを使って「健康学びの場」「イベント周知」や「健康カフェ」などが開催できるように、スペースの有効活用を提案しますが如何でしょうかお答えください。


C学校における「がん教育・授業」の推進について

 2人に1人ががんになる、3人に1人ががんで亡くなる、死亡原因の1位はがんです。がんの知識をしっかり学び自ら予防していくには、「生活習慣の改善」が一番と言われています。今、若い人に子宮頸がんが多いことから、最近、小・中学校・高校で「がん授業」を行う学校が全国に広がっています。その目的は、
1. 子どもたちに「がん」の知識を学び、自らも予防する知恵を育てる。
2. 授業を受けた子どもが、両親や家族に伝えて、大人の生活習慣を変えるきっかけにする。親は、自分の子どもに生活習慣を注意されると聞かざるを得ない、つまり効果が高いからです。
 文京区では、区長の施政方針で「小・中学生に対し「がん」に対する理解を促進するため、がん教育を推進する。」「小・中学生及び保護者等を対象としたがん教育を実施し、併せて学校に対する継続した情報提供を行うことで、がんに対する一層の理解促進を図る。」と宣言されています。
 そして学校現場では、平成27年度から29年度の3カ年で全小中学校に、がん・感染症センター都立駒込病院や順天堂大学の専門家を派遣して「がん教育」が行われています。とても質の高いがん教育の実践です。しかし、今の回数では残念なことに、全く授業が受けられない学年が出てきています。文京区の子どもが、毎年全員「がん教育」を受けられるようにすべきです。

 <質問4> 「がん教育」は、子どもにがんの正しい知識と自らも予防する知恵を育てる、さらに保護者や家族へ波及効果が期待できます。専門家による小・中学校の「がん教育」を全学年で受けられるように、もっと拡大すべきと考えますが、来年度以降のがん教育の推進と展開をお聞かせください。  

2.文京区の無電柱化の推進について

@音羽通りの南・江戸川橋側の無電柱化を

 7月の初旬に「音羽通りの護国寺から鳩山邸の当たりまでは無電柱化になっているのに、その南側の江戸川橋までは、どうして電柱があるのか」という質問を区民から頂きました。 私は早速、区の土木課を通じて、東京都建設局第六建設事務所に調べていただきました。
 すると都の回答は「そもそも音羽通りは、護国寺から目白坂下交差点まで、そこから江戸川橋までは、椿山荘から降りてくる目白通りで、通りが違います。平成の初め頃、音羽通りの拡幅に合わせて無電柱化工事を行い平成12年に完了。その南側は、拡幅がすでに終わっていましたし、通りが違うので。」ということでした。
 しかし現場を視ると、護国寺から鳩山邸付近までは無電柱化になっていますが、目白坂下交差点より北側は電柱が残っています。さらに、生活者や利用者の感覚からすると、せっかく拡幅や街の美観も良くなった通りの一部、南側だけ電柱があるのは、無電柱化の効果も下がり、災害時にここが障害になりそうです。
 さらに、この区間の無電柱化計画は都にあるものの、工事予定が不確定であることを知りました。勿論、区土木課も私が調査依頼するまで全く認識がなかったことも明らかです。 そこで、一貫性の観点や住民要望もあることから、

<質問7> 音羽通りの南側と目白坂下交差点から江戸川橋までの目白通りの無電柱化工事計画を早期に実現させて無電柱化が途切れないように、東京都に強く働きかけていただきたいと考えますが、如何でしょうか。

A 巻石通りの無電柱化計画について

 本年(平成29年)2月、私の一般質問で「巻石通りバリアフリー整備計画」に「東京都の無電柱化助成事業」を利用して無電柱化することを提案しました。区長の決断を求めたところですが、その後今年度に入って、東京都「無電柱化チャレンジ路線制度」の補助申請が認定されて推進に向けて努力頂いていることの報告を頂き、誠に嬉しく大いに評価させて頂きます。
 巻石通りは、何度も申し上げていますが、
歩道が、
・狭い、傾斜がきつい、歩道が波打っている
・電柱、看板などの障害物があり歩きにくい。
車道は、
・自転車で走りにくい
・路上駐車が多く走行しにくい
・傾斜がきつい 道路です。
 沿道には、総合福祉センターがあり、安藤坂の洛和会特養ホームも春に完成し、これから春日二丁目特養ホームの建設に入ります。福祉ゾーンになったわけで、何としても「人に優しいバリアフリーの安心安全な道」にすることを私は強く願っています。巻石通りは、大規模地震対策とバリアフリー度をさらに高めるため「無電柱化」は必須です。
 区の当初のバリアフリー計画は、平成29年度に工事設計、実際の工事は、平成30年度〜37年度で、全長1.4qを1年に200mずつ8年かけて改修する予定です。 たとえ工事年数が加算されても、東京都の無電柱化助成事業と指導を受けて、道路の機能を将来にわたって完璧にすべきです。改めて、

<質問6> 強い区民や議会要望に応えて区長の決断して頂いた「巻石通り」のバリアフリー計画と無電柱化への取り組みは、今後どのように進められていくのか工程や予定等お知らせください。

 

3.幼児教育無償化の段階的取組みについて

 私は、2015年11月の一般質問で、「文京区の3-5歳の幼児が、幼稚園・保育園・子ども園のどの環境で育っても、同じレベルの教育を受けさせるべき。そして、一日も早く保育料は、コアな時間は「定額」にすべき」と訴えました。ベクトルの先は「無償化」です。
 国は、財源を理由に現在「幼児教育無償化」を見送り、「段階的取組み」になっています。 このことから、28年度「多子世帯の保育料負担軽減」「ひとり親世帯等の保育料負担軽減」が行われました。
 区は、国の動向を注意深く見ていく必要がありますが、文京区の幼児たちは、「幼稚園・保育園・こども園」の三つの行政の縦割りとその環境の違う中で毎日育っています。区は、幼児教育の無償化に向けて、今どの段階で検討中なのか、明らかにされていません。

<質問7> 区は「幼児教育の無償化」に向けて、まずは幼稚園・保育園・こども園の保育料一元化改定の考え方や整理について、どのような段階的取組みをしていくおつもりか、検討過程や今後の予定をお答えください。

4.後楽地域 エリアマネジメントについて

 平成28年2月19日の自治制度・システム調査特別委員会で、旧労働会館跡地の土地利用として、初めて後楽地域の「エリアマネジメント」構想の報告がされました。それ以降、議会には何ら報告はありませんが、私は地元なので常に注目して見守っていました。
 この地域の問題は
@ そのままになっている旧労働会館の跡地活用
A 園児が少なくなった後楽幼稚園を「こども園」にしたい
B 棚上げになっている小石川・本郷清掃事務所の統一化と新事務所建設 です。
 この3点を、国と文京区が一緒に「エリアマネジメント」の計画で一挙に解決できると期待が膨らみます。
 情報では、国の「採択前評価委員会」が7月末に開かれ、ここでの評価で来年の予算要求に大きく反映できる、つまり実現が見えてくると聞いています。そこで

<質問8> 旧労働会館の土地利用、後楽幼稚園のこども園化、小石川・本郷清掃事務所の統一と新事務所建設を含む「後楽地域エリアマネジメント」について、文京区として国に働きかけるべきです。さらに、私は早期実現を望みますが、そのプランや予定は見えているのか具体的にお聞かせください。

5.B-ぐるの路線拡大とバスターミナル設置について

 2015年11月の一般質問で「B-ぐる4路線化・バスターミナル設置により、区内を隈なく行ける路線に」と私は、強く訴えました。実現するまで、粘り強く訴えていきます。
 さらに私は、本年(2017年)2月の一般質問で、平成29年度予算でやっと「B-ぐる運行の分析委託」として911万円が計上されたことから、ただ漫然と調査してもアウトカムが実現できません。分析調査の考慮すべき点を挙げて、どのような実態調査と利用者アンケートになるのか、その目的を明確にお示しください。」と質問しました。
 今回は三回目の質問です。そろそろいつ実行できるのかお答えいただきたいです。
 7月の町会連合会と議会との懇談会でも「B‐ぐるの湯島・本郷地域の路線拡大」がテーマに上がり、町会や区民の皆さんの関心が高いことを痛感しました。

<質問9> B-ぐるの分析結果から、どのように路線拡大がされるのか、どの点が利用拡大されるのか、改善される点は何か、私の提案した4路線・バスターミナル化により区内隈なく移動できる案は採用されるのか、進め方や今後の予定をお示しください。区民は、早期実現を望んでいます、区長の前向きな答弁を求めます。

以上で私の質問を終わります。

■ 2017年2月定例議会 本会議一般質問<最終原稿> ■

ぶんきょう未来 品田ひでこ

「ぶんきょう未来」の品田ひでこです。会派を代表して一般質問を行います。
1.文京区オリジナル事業の提案

@ 区制70周年記念事業について

 初めに、文京区制70周年、誠におめでとうございます。これまで、先人たちが文京区の発展にご尽力され、そのご功績によって今の文京区があることに改めて感謝申し上げます。

さて、その記念事業の一環として、私の提案した「原動機付自転車の文京区オリジナルナンバープレート」、また「オリジナル婚姻届書・出生届書」及び「命名書」が出来上がり実現しました。1月から実際に区民の皆さんに交付やご利用を頂いているとのこと、提案者としては本当に嬉しく、愛用して頂くことを願っています。そこで

<質問1> 新年にスタートした「原動機付自転車の文京区オリジナルナンバープレート」「オリジナル婚姻届書・出生届書」の交付状況や区民の評判をお聞かせください。


A 20歳までの母子健康手帳に

 次に、ご当地オリジナルシリーズ、品田ひでこの提案第三弾です。

 それは「母子健康手帳」の最新版です。前回の一般質問で、「母と子の保健バック」のファイル化を提案し、出生時からの保健指導を含めた取り組みの一元化を要望しましたが、検討は進んでいるのでしょうか。

 その後、「母子手帳」も各地で大きく変化しています。

 例えば、神奈川県ではICTを活用して、個人のお薬情報や健康情報を一覧で「見える化」できる「マイME-BYO(みびょう)カルテ」の取組みを進めていますが、その一環として、お子さんの予防接種や健診データ、子育て日記を簡単に記録できるアプリ「電子母子手帳」を提供し、ビジュアル化が好評です。またこのアプリを通じて「乳幼児健診」や、親子向けのイベント情報などを連携する地元の市町の情報も配信します。アプリは、神奈川県民は誰でも利用でき、実家の祖父母とも共有できるそうです。

 さらに、元々の紙ベースの「母子手帳」にも革新が起きています。ほとんどの場合6歳までの仕様になっていますが、一般社団法人「親子健康手帳普及協会」が作成した母子手帳は20歳まで記録し続けることができます。手帳の本来の目的は、体調が急激に変化しやすい妊産婦や乳幼児のために、妊娠や出産の経過、乳幼児の発育や発達状態を記すためのものです。それに加え、健診や予防接種などの有無が記録でき、各年齢による育児アドバイスも載っています。年齢を重ねると病気やケガもあります。インフルエンザをはじめとした予防接種を受ける機会もあります。これまでの病歴を記しておくことは必要です。 「あれ、いつ麻疹になったっけ?予防注射受けたっけ?」などと忘れないように、大人になるまでの大切な記録です。そして、成人式に「これからは、自分で健康管理するのよ」と本人に渡してあげれば、親子の絆が深まり健康面の自立を促します。この手帳は、現在大変人気で入手が困難だそうです。そこで

<質問2> 現在の文京区「母子健康手帳」を「文京区オリジナル20歳までの母子健康手帳」最新版にすること、内容を充実すること、さらに電子版の検討を提案しますが如何でしょうか。


B 地域PR動画作製

 次のご当地提案は、「文京区オリジナルPR動画」です。

 かつて、自治体がPR動画を作成してアクセス数が多かった函館市をはじめ、各自治体で「ゆるきゃら」同様にPR動画の作製が盛んです。「自治体ラップ」まで登場し青森県、愛知県、岐阜県、福生市で配信され、市長自ら出演するなど人気を呼んでいます。

 今や動画配信は当たり前、無名なキャラが一気に全世界の人に注目される時代です。 区のPRビデオは、5年前に作製された日本語版の他に英語版、中国語版、韓国語版と準備されていますが、外国からのお客様用やHP等の利用で、認知度が低いようです。

 そこで、文京区のオリジナルPR動画を区民や子ども達にも自由に創ってもらいましょう。行政がつくるビデオはお堅い感じになるので、特に中高生・大学生の柔軟な発想で、文京区の魅力新発見に期待します。本格的な機材や台本が無くてもスマートフォンなどで気軽に撮影し、2〜3分の作品の応募もできるようにします。

 目的は、

@ 区民に文京区の魅力と愛着を一層持ってもらう。文京区をより知るきっかけにする。

A 2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えて、文京区の魅力を全世界に向け発信する。

 その手段として、今の「写真コンテスト」に加え「動画コンテスト」も開催しましょう。優秀作品は、区の公式HPだけでなく、民間でも映像を映して頂き、ネットで世界に向け発信するPR作戦です。きっと成澤区長の乗りの良さも期待できます。

<質問3>区民や子ども達が作製する「文京区オリジナルPR動画」と「PR動画コンテスト」さらに「世界に向けて発信する戦略的な取り組み」を提案しますが如何でしょうか。


C 外国人向け体験型観光と交流

 次に、観光行政をさらに発展させた提案をします。

 インバウンドの増加に伴い、文京区の観光名所を観て、文京区のお土産も外国人のお客様に是非買って頂きたいものです。

 今年度の総務区民委員会の視察は、金沢市の観光行政と観光ボランティアの事業展開でしたが、金沢の文化芸術を伝承することと、新たな視点を盛り込んだ画期的、かつ戦略的な官民挙げての取組みは学ぶところが大でした。特に外国人向けの観光では、日本文化芸術を観るだけでなく「体験型」も加える事業に注目しました。

 文京区の平成29年新年度予算では、

@ 日本古来の「能」を区内の能楽堂で知って頂く事業

A ゆかりの文人を若い人や外国人にアニメ化して発信する「サブカルチャーによる観光資源の魅力発信」事業、の展開に期待しています。

 しかし、花の五大まつりの会場で行われる茶道・琴の演奏などのおもてなしを、観光名所で年間を通して、国内外のお客様に体験して頂きたい、そして日本の文化芸術を推進している文京区社会教育団体に活躍して頂き、運営していくことは可能と考えます。

<質問4> 「歴史と文化の街」文京区にふさわしい観光名所での「日本の文化芸術体験型事業」を展開することを提案しますが如何でしょうか。


D 観光ボランティアの新たな取り組み

 文京区では、観光ボランティアの育成や観光名所を解説案内して頂くなど、区民の献身的な力が活かされています。そのメニューに加えて頂きたい提案があります。

 それは、昼間区民の自宅に外国人を招いて、和食ランチや日本のお茶会をしていただくという企画です。その理由は、民泊やホームスティは、尋ねる側も受け入れる側も、両方にとってハードルが高いからです。

 最近、日中3-4時間の滞在・体験型で日本の文化や暮らしを味わってもらうことが、外国人に人気を博しています。食事代2−3千円程度は外国のお客様の負担で、自宅を開放しての気軽な受け入れとおもてなしです。登録・あっせんには、両方の信用の点で最初は行政が関わり、観光協会で運営をお願いするのが良いと思います。

<質問5> 外国人向け「日中、文京区民のお宅で日本おもてなし体験型観光」を提案しますが如何でしょうか。  

 

2.巻石通りバリアフリー整備計画に無電柱化を

 今年度「巻石通りバリアフリー整備計画」が明らかになり、昨年8月と11月にそれぞれ2回、沿道や近隣住民対象の意見交換会が開催され、私も出席しました。

 まず、この道路の課題や区民の不満に思うことは次の点です。

<歩道の利用>

@ 歩道が狭い

・一番狭いところは幅員93p、1人歩くのがやっと

・車いすや傘をさすとすれ違えない箇所が多くある

A 傾斜がきつい、歩道が波打っている

・道路の高低差があり、勾配が10%近くある箇所が多く、斜めになって歩いている

・車いすを押すのがとても困難である

B 電柱、看板などの障害物があり歩きにくい、などです。

<車道の利用>

@ 自転車で走りにくい

A 路上駐車が多く走行しにくい

B 傾斜がきつい

といった具合で、近隣住民とこの点は共有できています。

 私は、小学校の時に沿道に住んで以来その後もずっと近隣に住み、巻石通りは暮らしに欠かせない生活道路です。私の知る限り、半世紀以上に渡り部分的な改修はあったものの全面改修はなく、計画を知ったときは「やっと直る」と感激しました。

 沿道に総合福祉センターができました。2つの特養ホームも建設中、何としてもこの通りを「人に優しいバリアフリーの安心安全な道」にすることを切望します。

 さらに、意見交換会は、議員から細部の改善点を区側にお伝えする場ではないことから、昨年末に近隣議員と建設委員会委員とで、実際に歩きながら改善個所や不便な所、安全性に欠ける点を確認して、同行頂いた土木部課長職員に伝えました。

 区の計画は、平成29年度に工事設計、庁内で設計するとのこと、この点は評価します。実際の工事は、平成30年度〜37年度で、全長1.4qを1年に200mずつ8年かけて改修する予定です。しかし8年かけても物理的に考えて、歩道の安全性や2mの幅員がどこまで改善するか疑問です。意見交換会でも「折角全面改修するなら、将来的に考えて電柱を地中化してほしい」と強い区民の要望が多くありました。

 調べてみると最近の「無電柱化」の工法は、

@ 直接埋設でコストが1/3、工期も短縮。

A 道幅が狭くても軽量化で住宅地でも進んでいる。とのことです。

 さらに、東京都の平成29年度予算は、「無電柱化、区市町村に支援強化」「区市町村の負担軽減、初期費用の全額補助」と小池都政新年度予算の目玉事業でもあり、力強い後押しが期待できます。

 今でも斜めに立っている電柱が、大規模地震で倒れたら、区の西側・南地域の大事な幹線区道の機能が全く失われます。現計画に少し時間をかけても、巻石通りの機能を将来にわたって完璧にすべきです。

<質問6> 巻石通りバリアフリー計画に、東京都の支援を頂いて、大規模地震対策とバリアフリー度をさらに高めるため「無電柱化」を加えることを強く求めますが、区長の積極的な決意を期待しお答えください。

 

3.子どもの遊び場や子育て支援の拡大について

@ 園庭のない保育園対策と屋外子育て広場の拡大を

 前回の私の一般質問の提案から、「六義公園と後楽公園少年野球場の平日利用で、屋外子育てひろば」が実現に至りました。早期の実現に感謝申し上げます。

 まだPR不足の点や十分な周知、雨の日対策などが必要と考えますが、

<質問7> 初年度の「あおぞらすくすく広場」「親子すくすく教室」の利用状況と評価、今後の改善点をお聞かせください。

 また、園庭のない保育園対策として、屋外の小さい子どもが安全に遊べる場所の確保が求められます。杉並区では、比較的大きな公園を選び、大きな子どもとぶつからないように1画をフェンスで区切りクッション性のある舗装や小さな滑り台設置など3カ年で14か所の整備予定です。

 文京区の江戸川公園東側では、トイレの移設、植栽の整理により、狭いながらも広場と遊びスペースの整備計画が予定されています。早期の決定を大変評価します。

 しかし、毎年認可保育園が数園ずつ新設されていることから、もっと区内公園でも遊び場を順次整備すべきです。

<質問8> 区内の公園に「園庭のない保育園対策」と「乳幼児が安心できる遊び場」を積極的に計画的に整備して頂くことを求めますが、如何でしょうか。

A 区民会館や子育てひろばの有効活用について

 さらに、子育て支援の環境整備を推進する方策として「区民会館」の利用拡大を提案します。

 区内の区民会館は、午前中が約30%、午後が約50%の稼働率です。近年区民会館の新規開設が進む中にあって、大変もったいない状況と私は指摘しています。「こまじいのうち」の様子をみても子育て中の若いママが自然と集まっています。

<質問9> 区民会館の有効活用を「コミュニティインフラ」と整え、「子育てひろば」「高齢者のサロン」を復活すべきです。運営は、文京区社会福祉協議会にお願いするのも可能です。この取り組みの提案は如何でしょうか。

 さらに、既存の「子育てひろば」の利用は、汐見、江戸川橋を除き、土日休日は閉館です。特に土曜日の開館を求める親の要望が多くあり、父親が子連れでたくさん来てパパの仲間づくりの場になっています。

 休日開館への先駆的な事例は横浜市にあります。施設の有効利用と休日でも親子で使えることは、実に有意義な取り組みです。

 今回、平成29年度予算に「地域団体による地域子育て支援拠点事業」が計上されています。この活用はチャンスです。

<質問10> 「子育てひろば」の休館日の土日祝日の利用を拡大してください。その実践には、新年度の「地域子育て支援拠点事業」を活用して、閉館日の「子育てひろば」の施設を子育て支援協力団体に貸し出し、運営を委託する方式で行うことを提案します。普段と違う新しいプログラムも期待でき、父親の育児参加も進みます。この提案は如何でしょうか。

4.B‐ぐるの4路線化・バスターミナル設置により、区内を隈なく行ける路線に

 最後に、私が強く訴えている「B‐ぐるの4路線化・バスターミナル設置により、区内を隈なく行ける路線に」の検討状況を伺います。2015年11月の一般質問で、

・区内を4つのエリアに分けて4路線にし、1周を30分程度で周期する。

・シビックセンターか東京ドーム周辺に「バスターミナル」を設けて、他の3路線に東西南北自由に乗り換えるコースを再編成する。

・区内を隈なくどこへでも行ける、短時間で移動できるようにする。 と強く訴えました。

 区長答弁は「一つ一つ慎重に検討して考えを示す」で、そのまま1年3か月が経過しました。

 平成29年度予算でやっと「B-ぐる運行の分析委託」として911万円が計上されていますが、ただ漫然と調査してもアウトカムが実現できません。

 そこで、分析調査に当たっては、次の点を是非考慮していただきたい。

@ 総合福祉センター内へ乗り入れを可能にする

A JR飯田橋駅舎の改良工事が始まり、今より南側に移設されることから、JR飯田橋駅に接続できるバス停の設置を求める。 /p>

B 高齢者の利用拡大や、高齢ドライバー事故防止の運転免許の返納を進めるために、無料利用の拡大を検討されたい。高齢者のお出かけを増やし、介護予防に効果がある。

C 利用者の要望第一位は、一方通行でなく、両方向の運行。20分間隔運行の短縮。利用者拡大を狙うには、せめて金沢市のように15分に1回の運行間隔にすること。

D 車が無くても暮らせる日常を創りだす。 など区民から寄せられる要望を活かし、目的のためのアンケート調査にすべきです。

<<質問11> どのように路線拡大やバスターミナル化を進めるための実態調査と利用者アンケートになるのか、その目的を明確にお示しください。

 さらに、最近の区の施設整備の進め方を見ると、紛争やトラブルが発生し、区民が不信感を持ちながらも区の計画通りに進めることが多々あるように見受けられます。また、それによる工事延期など社会的な損失が視られ心配しています。

 そこで、社会基盤整備に今注目されているのは、「PI(パブリック・インボルメント)」です。これは

@ 交通施設整備に当たって事業主体が計画の初期段階から積極的に市民の意見を聞き、それらを取り入れ努力をしていく

A 計画決定段階においても市民が関与する

B 市民に計画を委ねるが、責任は行政にある といったやり方です。

<質問12> 今後のB-ぐる再編成においては、PI(パブリック・インボルメント)方式を用いて、区民や利用者を巻き込んだ運行計画になるよう強く望みますが、見解をお聞かせください。

■ 2017年2月定例議会 ■

<災害対策調査特別委員会> 2月21日開催
<午前> 研究会
  • 「活断層が引き起こす地震活動について」
    講師:東京大学地震研究所 地震予知研究センター 助教 石山 達也 氏
<午後> 委員会
  • 1.危機管理対応訓練の実施結果について
    @避難所訓練 28年12月9日(金)午後2時〜午後4時まで
    A図上訓練 28年12月16日(金)午前8時45分〜正午まで
    254人の職員の参加。 行政職員は、何回も災害の想定をイメージして対策を拡充し、動きを確認することは大事です。
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 2月21日開催
1. 文京区公共施設等総合管理計画(案)の検討
  • 11月の委員会に引き続きの検討
    (私から)
    @区民の意見でも、「稼働率の低い施設」を心配されている、機施設の機能転化などして、十分に活用されるように。
    A区内は南北に道や地下鉄等が整備されているが、東西の移動は都バスのみである。B‐ぐるの路線拡大など区内を隈なく行けることが施設利用の重要な要素になる。
<子ども・子育て調査特別委員会 > 2月22日開催
1.1. 小石川運動場内の南側に私立認可保育所を開設します。
  • 認可保育所の入園待機児童を解消するための緊急対策として、小石川運動場敷地を活用して民間事業者の運営による認可保育所を開設します。
    @開設予定:平成30年4月1日
    A定員:99人(0歳〜5歳)予定
2.認可外保育施設の保護者に対して助成していきます。
  • 東京都の「待機児童解消に向けた緊急対策事業」として、認可外保育施設の保護者に対して、助成条件がありますが、上限で月額4万円の助成事業を4月から始めます。
私の所属 <地域振興・まちづくり調査特別委員会> 2月22日開催
1.上天草市と文京区は「湯島」で相互協力の協定締結。
  • 熊本県上天草市に「湯島」という地名があることから、文京区と縁による人の繋がりを契機に、両自治体の友好をさらに深め、双方の地域の発展に寄与することを目的として、各種施策及び事業の相互協力に関する協定を締結しました。
2.平成29年度の商店街支援施策について
  • @商店街Wi-Fi環境の整備
    A下町エリアの魅力発信
    B商店街ホームページ多言語化事業
    C区政70周年記念商店街クーポンブックへの助成
<議会運営委員会> 2月23日開催
1. 区議会だよりの発行について
  • 平成29年度4月10日 第182号の編成と発行について
<厚 生 委員会> 2月24日開催
1.安藤坂(春日1丁目)に特別養護老人ホームが4月に開設 します。
  • 旧教育センター跡地に「特別養護老人ホーム 洛和ヴィラ文京春日」が平成29年4月1日新規開設します。
    特別養護老人ホーム:定員99人(ユニット型)
    地域密着型特別養護老人ホーム:定員17人(従来型)
    短期入所生活介護(ショートステイ):定員12人(ユニット型)
    ☆1階部分に、「防災拠点型地域交流スペース」も設置されます。
    ・先日、先に内覧させていただきましたが、大変機能的にも優れた施設が出来上がりました。
2.精神障害者福祉手当の支給が始まります。
  • 区議会からの要望で、このたび「精神障害者保健福祉手帳1級の者」に対して、1人につき月5,000円の支給を29年4月から始まります。
<文 教 委員会> 2月28日開催
1.新たに文京区指定文化財の指定がされました。
  • 種類:有形文化財(建築物)
    名称:村川家住宅 所住地:目白台3‐18‐9
    告示日:平成29年3月1日
    明治後期から昭和戦前にかけて建設された和洋折衷住宅。
    施主は、熊本藩主の系譜をひく西洋史学者の村川堅固氏。
2.平成29年度の中学校の学校選択制について
  • 音羽・茗台・六中・九中学校が、今回抽選になりました。
<建 設 委員会>  3月1日開催
1.本郷三丁目・礫川公園前に新たに一時利用制の自転車駐輪場を設置します。
  • 本郷三丁目自転車駐輪場:36台、礫川公園前自転車駐輪場:53台。2時間以内:無料、2時間超:10時間ごとに100円(スイカ・パスモ対応)
2.巻石通りバリアフリー計画(案)について
  • (代表質問でも訴えましたが)「折角バリアフリー計画なので、「無電柱化」を東京都の助成を受けて整備していただきたい。」と主張しています。
3.新江戸川公園が「区立肥後細川庭園」に名称変更されます。
  • 新江戸川公園が、このたび「文京区立肥後細川庭園」に名称が変わります。さらに、隣地の児童遊園が改修工事の完了に伴い、新江戸川公園に編入され、親子で遊べる広場になります。
私の所属 <総 務 区 民 委員会>  3月2・3日開催
1.基本構想実施計画(平成29年度〜31年度)案について
  • (私からは)
    @老朽化が進み、エレベーターがない小石川図書館の早期改修を。
    A窓口の区民サービスの向上で、まだ部署のたらいまわしがあるようなので、改善を。
    B巻石通りの無電柱化を。
    C幼稚園・保育園・こども園・育成室の保育料見直しと不公平感の是正を早期に。 ・区政70周年記念事業や2020年オリンピック・パラリンピックを含めて、新規事業が盛り込んでいます。
    (私からは)
    「文京区の文化・伝統・観光等絡めた事業展開」を希望しました。
2.湯島の繁華街の客引き行為等の防止策。
  • 湯島3丁目の繁華街においての対策として、今後は条例化し、特別地域指定をして、客引き行為等の禁止(区内全域)やパトロールの強化を行います。
3.シビックセンター改修基本工事計画(案)の審議。
  • 前回の私の要望で「避難階段の両側に手すり設置」が実現できることになりました。
  • (私から)
    @シビック周辺のバス停は、歩道が狭く、より安全の確保を。
    Aトイレの改修の際に「幼児用の便座」を追加していただきたい。

■ 態度表明 ■

 来年度の予算審査にあたりぶんきょう未来の意見を申し上げます。
 まずは修正案についてですが、公契約条例制定に向けての準備など共感する点もありますが、法で定められたマイナンバー制度への対応など区民生活に直接大きな影響をあたえる内容も含まれており現実的とは言えず、わが会派としては反対致します。 次に区長提案に対しての意見を申し上げます。
 私達は文京区の最上位の計画である文京区基本構想に掲げる「将来像」を実現させるための視点を持ち、2017年度の予算案を審議しました。長引く景気の低迷を受け東京都の来年度予算規模は縮小しましたが、文京区においては人口増や区民の高い担税力という追い風もあり史上最大規模の予算となったこと。またその内容については喫緊の課題である待機児対策や子供の貧困、超高齢化社会に向けての対応策などが重点的に盛り込まれたことを審査の過程により確認いたしました。あわせて、予てよりわが会派より要望させて頂いた事項についても一部予算化が実現したことも評価するところです。 尚、その一方で今後の区政運営については大きな課題や憂慮すべき案件が山積していることもこの際指摘しておきたいと思います。
 「だれもがいつでも安全にスポーツに親しめるまち」という視点でみると、総合体育館は築わずか3年で1200万円もの修繕費がすでに投入されており、一連の不具合について第三者による検証委員会を早急に設置し原因を究明し、区民への説明責任を果たすことが必要です。公共施設は区民の共有の財産であり、区は「だれもが使いやすい公共施設のあるまち」を掲げていますが、区民の代表である議会からの意見を実施設計で反映させることはできないのは大きな問題です。二元代表制を尊重するという視点からも改善を求めます。
 学校の建て替えでは、介護予防、生活習慣病等の健康づくりという視点に立って温水プールを設置し、区民開放ができる施設とすること。また、学校施設は多様な子どもの暮らしの場になること、避難所となることも想定し、医療ケアが必要な人、障害のある人、LGBTの方々等の利用も想定し、配慮を具体的に設計に落とし込むことが重要です。区民すべてが自分は取りこぼされたという思いをもたない「だれもが使いやすい公共施設」となることを求めます。

 再開発について、現時点では100億円の増額は認められません。再開発組合との交渉記録が残されていないなど不明な点が多いことや、更なる公共性の向上が必須であることがその理由です。

 次に、区が目指す「心の行き届いたサービスを受けられるまち」を具体化するため、私達会派は徹底した区民の視点に立った施策のチェックをしました。コミュニティバスb―ぐるは、区民の利便性ファーストで改善を図ること。介護職員の確保と介護サービス向上をため、介護施設ワークサポート事業は区内施設等と協力して体制づくりをすすめること。区民サービスの向上のためには、サービスを提供する側の労働環境のチェックもかかせません。すべての指定管理者を対象に、労働条件モニタリングを速やかに実施すること。委託事業者等への最低賃金調査はより一層の拡充を図ること。また、すべての子育て支援・子ども施策において、低所得家庭への配慮を欠かさないことを求めます。

 他に、保育園の待機児童ゼロを実現のため、潜在的保育ニーズをしっかり把握すること。認定こども園へ移行する柳町・明化での0歳児保育をすること。病児病後児保育を増設すること。

 ふるさと歴史館は総合管理計画を踏まえ利用者目線に立ったあり方を考えること。
 児童発達支援事業は利用児童向けの一時預かり事業を速やかに開設すること。
 選挙管理委員会の委員報酬は日額にするなど見直すこと。見直して得た財源を開票事務効率化のための機器の整備にあてること。
 図書館の政策支援機能を強化を図ること
 和食の日の推進に関しては月一回実施を目途として拡充すること。など求めます。

 なお、この予算審査にあたり私たち会派より改善を求めたこと、要望した事項については、一日も早い実現をお願い致します。
 さらには、本年度の請願審査において採択された請願はいずれも、地方自治法の本旨に基づく「住民の福祉の増進」に必要な施策になると判断したもの。区としても知恵を絞りだし実現していただきたい。
 以上、会派からの改善提案や要望、請願を事業に反映して頂くことを強く求め、ぶんきょう未来は、平成29年度一般会計予算・国民健康保険特別会計・介護保険特別会計・後期高齢者特別会計の4予算に賛成いたします。

■ 2016年11月定例議会 ■

<災害対策調査特別委員会> 11月28日開催
1.土砂災害防止法に基づく基礎調査の結果公表
  • 東京都において、土砂災害防止法に基づきがけ崩れなど土砂災害から都民を守るため、本年度基礎調査を行いました。今後の警戒区域等の指定に向け、調査結果を公表しました。
    (指定を予定する区域)  
    大塚、目白台、関口、音羽、小日向、春日、千駄木、弥生、湯島、本郷の各一部地域

     @ 土砂災害警戒区域 15か所
     A 土砂災害特別警戒区域 11か所
    この指定を受けましたら、文京区も対策を講じます。 
2.平成27年度末の耐震化率
  • 平成27年3月に改定した文京区耐震改修計画では、平成27年度末及び平成32年度末の耐震化率の目標を定めました。
    @一般住宅88.8%⇒95%
    A民間特定建築物90.4%⇒95%
    B特定緊急輸送道路沿道の建築物81.7%⇒100%(その他公共建築物は100%達成している)
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 11月28日開催
1. 文京区公共施設等総合管理計画の検討


(午前)研究会  「これからの公共施設等マネジメント」−公共施設等総合計画を踏まえて」 講師:首都大学東京 環境学部客員教授 山本康友 氏
(午後)委員会

  • これから、老朽化が激しい建物や優先順位を付けて改修していくが、施設ごとのカルテを作成していく予定です。
    (私から)
    @基本情報が情報不足なので充実していただき審議の参考にしていただきたい。
    A施設を廃止するのではなく、必要な事業展開や区民のニーズで求められる機能を移転させて十分に活用していただきたい。
<子ども・子育て調査特別委員会 > 11月29日開催
1.1. 認可保育所2施設及び小規模保育施設の開設
  • @(仮称)こころのおちゃのみず第一保育園・・湯島1−10−5湯島D&Aビル1階  事業者:鰍アころケアプラン 定員48人(0歳〜3歳)
    B (仮称)こころのおちゃのみず第二保育園・・湯島1−10−5湯島D&Aビル2階  事業者:鰍アころケアプラン 定員85人(1歳〜5歳、30年度から4歳児、31年度から5歳児を受入予定)
    C (仮称)このえ本郷三丁目小規模保育園・・本駒込5−25−16  事業者:鰍ネないろ 定員12人(1歳・2歳)
2.2. 緊急対策として定期利用保育事業を実施します。
  • 認可保育園の待機児童解消の緊急対策として、平成29年4月新規開設園において開設当初に募集を行わない4・5歳児の保育室を活用し、1・2歳児を対象に定期利用保育事業を実施します。
  • 認可外保育事業とする。保育料34,300円。申し込みは、29年2月24日(金)・25日(土)に申し込み園に直接申し込む。抽選で決定。実施する園は、
  • (仮称)富坂まきば保育園 9人
    (仮称)テンダーラビング保育園千駄木 6人
    (仮称)クオリスキッズ駒込保育園 10人
    (仮称)モニカ茗荷谷駅前保育園 6人
    (仮称)こころのおちゃのみず第二保育園 9人 合計40人です。
私の所属 <地域振興・まちづくり調査特別委員会> 11月29日開催
1.5区合同ビジネスネットの実施結果について
  • 10月21日(金)文京シビック小ホールにおいて、文京区、練馬区、板橋区、豊島区の5区による製造系企業を対象とした個別商談会を開催し、中小企業が自社の製品、技術をPRし、新商品の開発、新規販路開拓の契機としました。
2.オリンピック・パラリンピックのフラッグツアー
  • 文京区へのフラッグ到着歓迎セレモニー: 平成29年3月4日(土)
    午後  区民ひろば 参加は区民
  • フラッグ展示:3月4日(土)〜3月10日(金)
    シビックセンター1階(総合受付横)
<議会運営委員会> 11月30日開催
1. 区議会だよりの発行について
  • 平成29年度1月1日 第181号の編成と発行について
<厚 生 委員会> 12月1日開催
1.地域の居場所確保に係る補助事業を始めます。
  • 地域の居場所の提供を図るため、土地・建物の所有者に、固定資産税等相当額を補助対象経費とします。
    上限額:30万円、対象:4件、申請:29年1月中旬 を予定しています。
2.区立小石川福祉作業所の大規模改修が予定されています。
  • 小石川3丁目にある区立小石川福祉作業所は、老朽化が進んだことから、大規模改修に入ります。今後、利用者・保護者への説明、近隣住民説明会等を経て、利用者通所先変更をした後、平成29年改修工事開始、30年3月工事完了、4月通所再開 の予定で進められます。
<文 教 委員会> 12月2・3日開催
1.区立青柳保育園が改修されます。
  • 平成29年11月下旬から仮園舎での保育、平成30年8月上旬頃新園舎建設工事開始予定、平成31年9月上旬頃新園舎引越しの予定です。なお、(私からの要望で)新園では、0歳児からの保育に拡大されます。
2.児童相談所移管に関する検討状況等について
  • 児童相談所の移管に向けて、文京区では、「旧合同宿舎小石川住宅跡地(小石川3丁目・・伝通院の左隣り)の取得に向け、国と協議の上、児童相談所・一時保護所の整備を進めています。平成29年度に既存施設の解体工事、平成33年度設置を目途に、検討・準備を進めていきます。
<建 設 委員会>  12月5日開催
1.文京区バリアフリー基本構想重点整備地区別計画(素案)について
  • 今回は、都心地域・下町隣接地区が示されましたが、区として責任を持って整備する所、地下鉄事業者や東京都交通局(都バス)、民間商業施設へお願いして自主的に改修していただく努力を行っていきます。委員からは、バス停の整備(接近表示、ベンチ、屋根の設置)、地下鉄駅のエレベーター等の整備が要望されました。
2.お茶の水橋及び後楽橋の補修補強工事について
  • @お茶の水橋は、平成27・28年度設計、平成29年度〜工事の予定、事業概算額は32億円です。
    A後楽橋は平成28・29年設計、平成30年度〜工事の予定です。事業概算額は、設計中で未定です。
  • 2つの橋は、管理や事業主体は千代田区です。区の費用負担は2分の1です。
3.教育の森公園施設改修工事について
  • 平成29年7月〜改修工事開始、平成31年3月工事完了予定です。スポーツセンターも全館リニューアル工事が29年1月からですので、一緒に整備されます。特に、自由広場の舗装改修、園内灯のLED化やマンホールトイレの整備等がされます。
私の所属 <総 務 区 民 委員会>  12月6日開催
1.基本構想実施計画(平成29年度〜31年度)素案について
  • これからの10年間の文京区の基本構想の最初の3年間の実施計画です。経済状況、人口構造の変化、行財政課企画、施設総合計画と並行して策定していきます。議会や区民協議会、区民からのの意見聴取・パブリックコメント等を経て、29年3月の策定に向けて取り組んでいきます。
2.平成29年度重点施策について
  • 区政70周年記念事業や2020年オリンピック・パラリンピックを含めて、新規事業が盛り込んでいます。
    (私からは)
    文京区の文化・伝統・観光等絡めた事業展開を希望しました。
3.文京区もオープンデーター化に取り組みます。
  • 行政が持っている情報を「共有データ」としていきます。
    (私からは)
    @地域の課題解決に役立つアプリ、特に防災情報などを創っていただきたい。
    A取り組みを加速させるために、先行している自治体では、アプリやアイディアのコンテストなどを行っているので、成功例を参考にすること。等を提案しました。
    今後、運用ルールの策定、公開データの作成、オープンデータサイトの構築を進め、平成29年3月〜区ホームページにて試行版を公開していく予定です。

■ 2016年9月定例議会 ■

<災害対策調査特別委員会> 9月13日開催
1.平成28年度上半期の避難所総合訓練及び防災フェスタの実施結果
  • 春 5月15日(日)金富小学校 大塚・音羽地域 (テーマ)要配慮者 参加者:313名
  • 夏 7月 3日(日)本郷台小学校 湯島・向丘地域 (テーマ)夏の暑さ(水の利用法・食の衛生)  参加者:276名
  • 「防災フェスタ」8月21日(日) 10時〜正午 教育の森公園及び窪町小学校 参加者:1,881名
2.文京区地域防災計画の取り組み状況
  • 平成28年7月1日時点における取組状況を調査し、実績、課題、今後の見通し等確認します。
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 9月13日開催
1. 文京区公共施設等総合管理計画の検討状況
  • 27年3月31日の時点で文京区の建物系公共施設を全て現状のまま維持した場合に掛かる将来更新等費用は、今後10年間での更新等に係る費用は602億円(平均年60.2億円)、30年間では総額1,357億円(平均年45.2億円)の見込みという衝撃的な数字です。これからの人口構造の変化等利用需要の変化により11月に素案を示し、来年3月に計画策定します。私から
    @新しく創ることばかりでなく、賢く使うという視点で施設のあり方を考えること。
    A高齢者のことや文京区の坂の多い地形を考えて施設のバランスを考える。
    B議会や住民との情報の共有を行って策定すること」
    と意見を付しました。
<子ども・子育て調査特別委員会 > 9月14日開催
1.平成29年度新設の認可保育所4施設です。
  • @仮称 富坂保育園・・小石川2−17−41  事業者:公益財団法人基督教イースト・エイジャ・ミッション 定員84人(0歳〜5歳)
    A仮称 テンダーラビング保育園千駄木・・千駄木2−11−3  事業者:潟eンダーラビングケアサービス 定員50人(29年度0〜3歳児、30年度から4歳児、31年度から5歳児を受入予定)
    B仮称 クオリスキッズ駒込保育園・・本駒込5−71−2  事業者:潟Nオリス 定員50人(29年度0〜3歳児、30年度から4歳児、31年度から5歳児を受入予定)
    C仮称 モニカ茗荷谷駅前園・・小石川5−3−2エイト印刷ビル2階  事業者:潟cjカ 定員60人(29年度0〜3歳児、30年度から4歳児、31年度から5歳児を受入予定)
2.平成29年度育成室新設2室できます。
  • (仮称)湯島小学校育成室、(仮称)汐見第二育成室と平成29年度から定員40人で2室新設されます。
私の所属 <地域振興・まちづくり調査特別委員会> 9月14日開催
1.平成28年度文京区国内交流・連携事業補助事業について
  • 文京区と全国各地域との交流・連携を促進する契機となる事業に要する経費の一部を補助します。  要件:区内で活動する非営利団体、対象:区と協定または覚書を締結している都外の自治体、補助金額:10万円限度
2.オリンピック・パラリンピック気運醸成事業補助金について
  • オリンピック・パラリンピックの気運を盛り上げるためにイベント等を開催する際は、補助率:5分の4、または限度額20万円です。
<議会運営委員会> 9月15日開催
1. 区議会だよりの発行について
  • 平成28年度11月10日 第180号の編成と発行について
<厚 生 委員会> 9月16日開催
1.文京区地域福祉保健計画の策定
  • 平成29年度に策定予定の
    @高齢者・介護保険事業計画
    A障害者計画
    B保険医療計画
    の分野別計画の策定に向けた実態調査を行います。その項目の審議を行いました。
2.千石交流館跡地に、障害者グループホームが開設されます。(千石2−33−7)
  • 千石交流館の跡地に、(仮称)エルムンド千石が平成29年1月15日に開館予定です。整備運営事業者:社会福祉法人太陽福祉協会 事業種別:共同生活援助(グループホーム) 入居対象:知的障害者・身体障害者 定員:9人。すでに「エルムンド小石川」を運営している同一の運営事業者で、2つのグループを一体的に運営することにします。小石川は女性専用、千石を男性専用とし、今後移転する方も出ます。
<文 教 委員会> 9月21日開催
1.1. 認定こども園を増やします。
  • 学校改築化にあわせて、「柳町子どもの森」「明化幼稚園」を「幼稚園型のこども園」を新設していきます。現在の幼稚園の定員をできる限り確保します。
    ☆参考:平成28年度4月1日現在の待機児数は、257人です。
2.特別支援教室の実施
  • 発達障害のある児童は、現在通級制の教室に通っていますが、通級制を廃止して、平成29年4月からは、在籍する学校に(小学校全校)特別支援教室を開設することになります。
  • 小日向台町小と駒本小学校を拠点校として、教員が巡回指導して動くことになります。
<建 設 委員会>  9月23日開催
1.特優賃優良住宅型区民住宅の一部を繰上げ返還します。
  • @ヒルモント本郷 3戸 Aサニーメゾン本郷 3戸 B本駒ヒルズ 7戸
     合計3棟13戸をオーナーに返還することになりました。
2.文京区自転車シェアリング事業実証実験
  • 29年1月〜31年3月までの間、文京区も自転車シェアリング事業を実施します。
    サイクルポート:20箇所以上、電動アシスト付自転車 200台程度、
    @1回会員/150円(30分以内)以降30分毎に100円
    A月額料金/2,000円(1回当たり最初の30分無料、以降30分毎に100円)
    B1日パス/1500円
私の所属 <総 務 区 民 委員会>  9月26・27日開催
1.スポーツセンターのリニューアルについて
  • 全館空調、照明のLED化、太陽光パネル、バリアフリー化、エレベーターの大型化、キッズルーム、ミーティングルーム新設、駐輪場の充実、公園の自由広場中心とした整備等、大きく使い勝手等改善されます。私からは、パラリンピック等見越して、障害者スポーツの推進とその整備をするように要望しました。
2.補正予算の審議
  • 総合体育館の空調工事約1,100万円が計上されていました。これに対して、「ぶんきょう未来」と「共産党区議団」は、この工事費用を一旦削除して、カビや錆が発生している状況を深刻に受け止め、第三者における十分な調査が先決であろうとの考え方から、補正予算の修正案を提出し、委員会で可決されました。その後9月28日本会議でこの修正案が可決されました。

■ 2016年6月定例議会 ■

<災害対策調査特別委員会> 6月8日開催
1.平成27年度危機管理対応訓練の実施結果について
  • 平成28年2月2日(火)午後1時30分〜午後3時30分  災害対策本部構成員のうち、特に中心的役割を担う部員の職員の訓練が行われました。
2.平成28年度文京区総合防災訓練の実施について
  • 春 5月15日(日)金富小学校 大塚・音羽地域 (テーマ)要配慮者
  • 夏 7月 3日(日)本郷台小学校 湯島・向丘地域 (テーマ)夏の暑さ(水の利用法・食の衛生)
  • 秋 10月30日(日)昭和小学校 根津・汐見・駒込地区 (テーマ)救(すくう)救助、救護
  • 冬 H29年2月26日(日)指ヶ谷小学校 礫川・大原地区 (テーマ)冬の寒さ(防寒方法・感染予防)
  • 「防災フェスタ」8月21日(日) 10時〜正午 教育の森
3.平成28年度熊本地震における文京区の対応
  • 文京区から、熊本県や熊本市に対し、飲料水はじめ支援物資を送り、熊本市に職員も派遣しています。  さらに、シビックセンター他各施設で義援金を募っています。
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 6月8日開催
1. 行財政改革推進計画の進捗状況について
  • 新たな公共プロジェクト、育成室新規開設、元町公園及び旧元町小学校の保全や有効活用、受益者負担の適正化(改正)、補助金ガイドラインなどの実績報告がありました。
    (品田の意見)
    @新たな公共プロジェクトは予算を投じた割に成果が見られなかった、
    A都バス大塚車庫跡地 交通局は、土地の一体活用の方針を出していたので、福祉インフラの整備を東京都に要望するべき、と訴えました。
    (すでに@大塚活動支援センター A図書館機能のセンター B自転車駐輪場 利用は、都に申請しています。)
<子ども・子育て調査特別委員会 > 6月9日開催
1. 平成28年度保育園等の入所募集状況について
  • 「平成28年度4月1日現在の待機時数」
    ●待機時数:257人●認証保育所に入所している数:442人
    ●保育者が育休中:159人 (育児休業中を除く)
    ●待機児童数:98人
    ☆昨年度より応募者も待機児童数も増えています。
2.  「文京区保育所待機児童解消緊急対策」
  • 保育ニーズの高まりと待機児童増加に緊急対策を講じることになりました。
    @私立認可保育園等、平成29年4月には5園以上開設します。
    A区有地だけでなく、区有施設のうち、学校、公園等を含め、保育施設転用可能な物件があるか全庁的に検討を進めます。
    B新たな賃貸料補助等を実施することで、保育ママを増やします。
3.  旧アカデミー向丘内への育成室の設置について
  • 旧アカデミー向丘内に、今後誠之小学校内に育成室が整備されるまでの間、育成室を新設します。
    ☆平成29年4月1日〜概ね40人定員でスタートします。
私の所属 <地域振興・まちづくり調査特別委員会> 6月9日開催
1.平成27年度新たな公共プロジェクトの実施状況
  • これから「成果検証会議」でプロジェクト3か年の成果を検証しますが、約3千万円掛けて成果がなかなか得にくいプロジェクトでした。今後は、文京区社会福祉協議会へ移行します。
2.プレミアムお買物券事業実績報告(平成27年度)
  • 換金総額:3億488万6千円(99,4%)内訳は、商店:46.9% 大型店:53.1%
    換金総額の1%を東日本大震災復興支援義捐金及び熊本地震義援金として被災地の商工団体に寄付する予定です。
<議会運営委員会> 6月10日開催
1. 区議会だよりの発行について
  • 平成28年度7月10日 第179号の編成と発行について
2.議会図書購入計画について
<厚 生 委員会> 6月13日開催
1.特養ホーム「みどりの郷」入居者優先受入れについて
  • 現在「みどりの郷」に入居されている方は、新たにできる旧教育センター跡地の特養ホームに優先受入れを行います。運営事業者である社会福祉法人信愛報恩会は、28年度末で事業を終了します。
2.B型肝炎ワクチンの定期接種化について  
  • B型肝炎 ワクチン接種が新たに定期の予防接種に追加されました。
    • 開始時期:28年10月1日
    • 対象者:28年4月以降に生まれた者
    • 接種回数:3回(無料)
    • 接種方法:27日以上間隔を置いて2回、第1回目の接種から139日以上の間隔を置いて1回を1歳に至るまでに皮下接種する。標準的な接種期間は、生後2月に達した時から生後8か月に達するまでの期間。 
<文 教 委員会> 6月14日開催
1.「多子世帯・ひとり親世帯の保育料負担軽減の拡大」について。
  • 27年度末の国の政令改正をもとに
    年収360万円未満世帯の多子とひとり親の多子世帯が対象です。
    保育園の対象者は、41人、補助額は170万円/年額
    幼稚園の対象者は、1%で9人、50万円/年額
    それぞれ、個別に周知し、区のHPで周知していくことにする。 
2.「小規模保育事業者A型等」保育士配置に係る特例。
  • 児童が少ない時間帯の複数配置規定の緩和。「区長が保育士と同等の知識及び経験を有すると認めた者」が保育に当たるようになります。
<建 設 委員会>  6月15日開催
1.新大塚公園がリニューアルされます。(公園再整備工事)
  • 地域住民と4回にわたり意見交換会を行い、以下の意見が反映されました。今回の整備で
    @グランドの排水が悪化、改修する。
    A古い遊具の更新をする。
    B樹木は、桜を残して公園にふさわしくない木はこの際除く。
    C現在トイレが現在男女兼用になっているので改善し、様式化へ 避難場所でもあるのでマンホールトイレ3基、釜戸ベンチ4基の設置予定。
2.春日・後楽園駅前再開発事業の進捗状況
  • 補助金100億円追加については、区民の理解が得られるように更なる公共に帰する施設等計画していただきたい。(わが会派の意見)
私の所属 <総 務 区 民 委員会>  6月20日開催
1.印鑑証明、住民票、納課税証明が、個人番号カードを用いてコンビニで交付できるようになります。
  • 条例改正・・・予定では10月初旬に、個人番号カードをお持ちの方は、コンビニのマルチコピー機を使って
    @印鑑証明書
    A住民票
    B納課税証明書が交付されるサービスが始まります。
    本人負担は窓口と同様で1通300円、業者への手数料は、123円です。
    (品田の意見)区民の利便性は高まるが、セキュリティーの管理を進めること。現在の住基カードの自動交付機が5年後に廃止されるので、個人番号カードが使える自動交付機を戸籍窓口のフロアに設置を要望しました。
2.カイザースラウテルン市の難民の若者を支援する寄付が始まります。
  • ドイツでは、難民問題が深刻化しています。特に子供たちにドイツ語を教え、生活ができるようにするための支援団体、資金が要ります。そこで、人道的な立場と友好都市のこのような活動に、寄付する仕組みを文京区で創設しました。

平成28年度予算委員会

【総括質問】
・学校施設快適化事業では、4月入札の時点で契約差金が確定するので、その予算差額を必要な学校改修に前倒しして使えるなど執行の工夫をすべき。
・使用料、手数料は、特に0%から100%の4段階の考え方について再考を望む。特に認可保育園、区立幼稚園、認定こども園、育成室の保育料は、教育の観点から配慮すべき。
・園庭のない保育園対策を公園や全庁挙げてしっかり取り組むべき。  
【歳入】
  1. 地域活動センター・交流館など区民が利用する施設は、子育てし易い環境を整えるようオムツ替えや授乳室の整備を、また看板の多言語化、Wi-Fiなど今後の施設整備に標準装備すること。
  2.  地下2階の区民広場を積極的に活用して、区内企業や商店のPRや商品展示販売を定期的に行うこと。
  3. 幼児教育の無償化の国の動向を鑑み、子どもの教育は本来無料にすべきなので、幼稚園や保育園の保育料については早急に無償にしていただきたい。
  4.  教育センターB-ラボ中高生の居場所については、子どもが利用する有料の貸室使用料は、無料にすべき。
  5.  高等学校の奨学金については、給付型(償還なし)の導入を要望。
  6.  文京区の子どもたちに大学や大学院の就学や夢を応援する目的の(仮称)「文の京 未来の夢基金」を創設し、個人や団体からの寄付を募る。
【歳出】
  1.  区議会だよりは、議会の報告だけでなく、議会改革や区民との懇談など記事の内容を充実させること。さらに、紙面を増やす場合は、議員が編集に積極的に関わるよう体制を整えるべき。
  2.  行財政運営には、協働を一歩進めて「公民連携」を実践していただきたい。
  3.  文京区はマンションが多い、「中高層マンションの防災対策支援」は、重要な事業だが周知が不十分。PRして実行力を上げていただきたい。
  4. 青柳保育園建設工事が予定されているが、0歳児クラスを設計の段階から取り入れ、定数増にして頂きたい。
  5.  災害用備蓄品は、区の備蓄は勿論だが、食料は各家庭で最低3日分できたら1週間分のストックまた、ローリングストックの「自助」進めるよう啓発していただきたい。さらに、アレルギー対応食品の備蓄を区として充実していただきたい。
  6. パラリンピック機運醸成や障がい者スポーツの振興には、東京都の予算活用や区内の特別支援学校の体育施設を活用するように。
  7. 知的障がい者のオリンピック「スペシャルオリンピックス」への周知と支援を行うこと。
  8. 水道交流館が閉鎖したことから、福祉センターの地域活動の機能の継続を1階・4階のフロアで十分に行っていただきたい。
  9. 福祉センター前のB-ぐるバス停「服部坂下」は、早急にセンター内にバス停を移設させること。
  10. シルバー人材センターは、今の時代に合ったキャリアを活かした仕事の内容や受託事業者を増やすこと。
  11. 保育園について
    ・兄弟関係の指数等不公平感がないよう指数改定に取り組むこと。
    ・私立保育園の第三者評価を実施すること。
    ・青柳保育園は、全面改修なので0歳児保育を始めること。
    ・青柳保育園仮設園舎の跡を保育園に活用すべき。
    ・お茶の水大子ども園同様に、大学との連携で認定子ども園を増やすこと。
  12.  子どもひろば事業は、3種類になったので区民にわかりやすいネーミングにすべき。 さらに、江戸川公園東側入口部分のトイレを移設して、新たに子どもひろばを新設し、地域の広場の創出、ホームレス対策や明るい雰囲気にしていただきたい。
  13. 公園・児童遊園は、最近では園庭のない保育園の利用が広がり大事な遊び場であるため、遊具の点検等さらに安全性を高めていただきたい。
  14. 食品ロスやフードドライブの啓発や事業拡大を図っていただきたい。
  15. 区立幼稚園の3歳児クラスは、あと2園残されているが、早期に全園で実施していただきたい。特に後楽幼稚園は0〜2歳児のグループ保育室があり、3歳児クラスを加えると0〜5歳児までの幼保一元化園や認定ども園が可能になるので実現していただきたい。
  16. 図書館に加価値を付けるブックシャワーや音・香など快適な図書館づくりを創っていただきたい。さらに、大塚都バス車庫跡地を活用した「子ども図書館」の設置を要望する。また、「区の課題解決に役立つ図書館」の役割を果たして頂きたい。

■ 2016年2月定例議会 ■

<災害対策調査特別委員会> 2月19日開催
1.文京区水害・土砂災害対策実施要領(案)について
  • 水害及び土砂災害の警戒避難大勢や応急対策など基準や伝達方法等を改めて策定することになりました。特に避難勧告等の発令の際に、指定避難所へ移動するだけでなく、自宅や友人の所に留まるなど「屋内安全確保」という選択肢も示しています。
2.文京区避難行動要支援者避難支援プラン(全体計企画主べきである画)について
  • 高齢者や障がい者等の災害弱者である「要支援者」に対して、支援を充実させて計画を策定します。
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 2月19日開催
1. 未利用の国有地の活用について
  • 小日向2丁目住宅跡・・・(報告)特別養護老人ホームの整備をするため、土地の取得を考えていたが、定期借地等で要望することにした。(品田の意見)めったに出ない広い土地と福祉センターにも近い土地なので、将来を見越してこの土地
  • 都バス大塚車庫跡地・・・(報告)交通局は、H29年度⇒H30年度に一年遅らせて利活予定。 文京区は、
    @大塚活動支援センター
    A図書館機能のセンター
    B自転車駐輪場
    利用を都に申請した。(品田の意見)駅前の利便性の良いところなので小石川図書館の建て替え、及び茗荷谷駅前を教育のエリアとして新たな街の魅力を引き出す活用を考えていただきたい。
  • 後楽2丁目東京労働局庁舎跡地・・・(報告)東京都のエリアマネジメント事業に
    @小石川清掃事務所
    A後楽幼稚園
    をこの中に入れていただく申請をした。
    (品田の意見)@後楽保育園を保育園との「子ども園」として整備すべき。
2.公有地及び区有地施設の有効活用について
  • 旧アカデミー向ヶ丘・・・(報告)誠之小学校内育成室を整備するまで、育成室とする。中長期的な活用は、引き続き検討する。
    (品田の意見)本来ここは、インキュベーションセンターになると議会に報告されていた。仮園舎や仮事務所は、種地を確保すること。じっくり腰を据えて新しいモノに飛びつくようがないように、向ヶ丘エリアの問題解決や地域要望のある施設を企画していただきたい。
<少子高齢社会調査特別委員会> 2月22日開催
1. 平成28年度保育園等の入所募集状況について
  • 「平成28年度2月1日現在の4月保育園等の入園児の募集状況について」が発表されました。募集定数1,098人に対し1,821人でした。昨年より多い応募で、待機児が増えることになりそう。
2. 礫川公園内仮園舎で平成28年度から臨時保育園を開設します。
  • 区立・認可保育園に入園ができなかった子どもは、区内の認証保育所が3園しかないことから、対策が急務です。礫川公園内の仮園舎を3年間の期間限定臨時保育園を開設し「テンダーラビングケアサービス」を選定で整備することになった。
    0歳―9人、1歳―20人、2歳―18人、3歳―15人、計62人
  • 入園条件:@文京区在住 A0歳(生後43日経過児)〜3歳児まで B自動持ち上がりはなし
私の所属 <地域振興・まちづくり調査特別委員会> 2月22日開催
1.平成28年度の新たな商店街支援施策について。
  • 商店街エリアプロデュース事業・・・まず
    @区内57商店街の商圏を分析する。
    A重点エリアとなる商店街を選定しプロデュースする。
    B区商連の事業を助言やプロデュースする。
  • 文京ウエルカム商店街事業・・・2020年オリンピック・パラリンピックを見据えて、商店主向けセミナー(外国人へのおもてなし、ハラール認証対応など)外国人対応に対する経費補助(看板やメニューの多言語化、ハラール認証の取得に関わる経費補助)
<議会運営委員会> 2月23日開催
区議会だよりの発行について
  • 平成28年度4月10日 第177号の編成と発行について
<厚 生 委員会> 2月24日開催
1.シルバーピア入所の選考方法を変えます。
  • これまでシルバーピアの入所は公開の抽選でしたが、「住宅困難度ポイント化」にして困窮度順で入居を決めていきます。28年4月から。
2.地域包括ケアシステムの実現に向けた高齢者福祉施策の展開について
  • 高齢者が安心して地域で暮らせるように「地域包括ケアシステム」を構築していきます。介護・医療・  住まい・生活支援・介護予防の連携強化と事業展開を進める。
3.旧向丘地域活動センター跡地は小規模多機能型居宅介護施設等になります。
  • 旧向丘地域活動センター跡地を福祉施設に整備します。29年11月1日開設予定。
    @小規模多機能型居宅介護(登録定員29人以下・通い定員18人以下・宿泊定員9人以下)
    A地域包括支援センター分室スペース
<文 教 委員会> 2月25日開催
1.「児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査」について。
  • 東京都の調査結果によると
    @ 東京都と文京区も運動能力が低い
    A 小学校・・・50m走・立ち幅とび・ソフトボール投げは、優れている。握力・上体起し・長座体前屈が劣っている。
    B 中学生・・・文京区は東京都と比較して運動能力低い。
2.「文京区子ども読書活動推進計画」(平成28年度〜平成32年度)(案)について。
  • 子どもが乳幼児の頃から本に親しむ「ブックスタート事業」から始まり、図書館や学校などの図書室の充実が進んでいる。今後も子どもたちが本が好きになる取り組みを推進する。
<建 設 委員会>  2月26日開催
1.東大前駅に自転車駐輪場を新設します。
  • 南北線の「東大駅」前に自転車駐車場を新設することになります。
    住所:向丘2−2−1付近  使用料:2時間以内 無料
    2時間を超えるとき 10時間ごとに100円(スイカ・パスモ対応予定)
    平成28年5月〜定期利用制自転車駐輪場整備・一時利用制ラック等設置工事
    8月運用開始
2.順天堂大学(仮称)新研究棟建設について
  • 順天堂大学キャンパス・ホスピタル再編事業により、新研究棟の大型建築物の報告を受けました。
    地上13階・地下2階 高さ:67m
    工事着工予定:平成28年8月15日
    工事完了予定:平成32年10月31日
私の所属 <総 務 区 民 委員会>  2月29・3月1日開催
1.平成28年4月から組織が変わります。
  • 総務部に「ダイバーシティ推進担当課長」を置く。今後の多様性(男女平等や人権の強化、障害・外国人等)への対応。子ども部門を一元する「子ども家庭部」を新たに設ける。保育課⇒幼児保育課(私立幼稚園・認定こども園も含む)「児童青少年課」(区長部局)⇒(教育委員会)教育推進部に移管(放課後全児童事業を全校導入化へ。
    (品田の意見)
    @ダイバーシティの意義をしっかり区民に啓発すること。組織を横断的に。
    A子ども家庭部の新設は歓迎ですが、「障がい児」のワンストップ化がなされていない改善を。
    B児童青少年課については、育成室や児童館など子どもの放課後事業の精査を早くやるように。
2.音羽地域活動センターの建設工事計画について。
  • 旧福祉センター跡地は、1・2階は地域活動センター、上部階11階までは、介護老人保健施設との合築が決まりました。貸室も増加し、バリアフリーにもなって使いやすくなる。 (品田の意見)これからの地域活動センターには、「子育てがしやすい街を創るという視点も大事である。オムツ替えや授乳室が図面に示されていないので、用意をすべき」と要望した。
2.音羽地域活動センターの建設工事計画について。
  • 旧福祉センター跡地は、1・2階は地域活動センター、上部階11階までは、介護老人保健施設との合築が決まりました。貸室も増加し、バリアフリーにもなって使いやすくなる。 (品田の意見)これからの地域活動センターには、「子育てがしやすい街を創るという視点も大事である。オムツ替えや授乳室が図面に示されていないので、用意をすべき」と要望した。
3.補正予算審議から
  • @学校適正化で50億円を予算化して27年度〜3カ年で小中学校を順次整備することとなっているが、27年度減額補正になっている、前倒しして早期に整備すべき。
    A 区立幼稚園3歳児保育を早期に全園で行うべき。保育園の待機児が多いことや幼稚園の預かり保育時間延長など保育園化していることから、区立幼稚園を子ども園に転換する方策をとるべきと考える。

■ 2015年11月定例議会 本会議一般質問<最終原稿> ■

ぶんきょう未来 品田ひでこ

2015年11月定例議会にあたり「ぶんきょう未来」を代表して一般質問を行います。
<質問に入る前に> 今日は、11月25日『女性に対する暴力撤廃の国際デー』です。 シビックセンターにUN Women日本事務所が開設され、これを機会に、文京区議会議員として、また女性議連の一員として、先ほどキャンペーン活動に参加しました。 また今日は、その思いをオレンジ色の服を着て質問させて頂きます。 これからも皆様と一緒に運動を進めていきたいと思います。
1.B‐ぐるの4路線化・バスターミナル設置により、区内を隈なく行ける路線に

B-ぐるは、第一路線「千駄木・駒込ルート」が平成19年4月にスタートし、 その後平成23年12月に第二路線「目白台・小日向ルート」が運行を開始しました。 2路線とも、大変人気を得て、今では定着しています。

  • 開業時の区の負担見込みは
    • 第一路線で年間3,000万円、第二路線は2,500万円でした。
  • 決算を見ると、
    • 25年度歳出 第一路線 800万円、第二路線 1,700万円 合計で2,500万円の区の補填
      26年度歳出 第一路線1,100万円、第二路線 1,800万円 合計で2,900万円の区の補填
      年間利用者が延べ92万人ですので、割りかえして区の負担は乗車1人1回に31円です。
  • 当初の
    1. 交通不便地域の解消、
    2.  高齢者のお出かけの機会を増やす
      の目的も達成され、また区民に喜ばれる行政サービスとして評価します。 その評価が高いことから、各会派からも第三路線の要望があがっています。
  • 区民から寄せられる要望は、
    1. 一方通行でなく、両方向の運行にしてほしい
    2.  現在の20分間隔をもう少し短くしてほしい
      など、期待の大きいところです。
  • そこで、私からの提案は、
    • まず、既存の2路線のくねくねと1時間もかけて1周することを改善します。
    • 今のルートに要望の強い地域を加えて4路線にして、短い距離・時間に再編します。
    • つまり区内を4つのエリアに分けて4路線にし、1周を30分程度で周期します。

そして、シビックセンターか東京ドーム周辺に「バスターミナル」を設けて、他の3路線に東西南北自由に乗り換えることで、区内を隈なくどこへでも行けるコースを再編成し、短時間で移動できるようにするのです。

この事業展開の目的は

  1.  新総合福祉センターをはじめ、これから整備予定の春日の2か所の特養ホームへのアクセスや新たな福祉施設への足の確保、利便性の向上。
  2.  新教育センターをはじめとする要望の強い本郷・湯島ルートへの対応
  3.  要望のある大塚地域の交通不便を解消するため。
  4.  JR飯田橋駅や上野・浅草方面へのアクセスの利便性向上。
  5.  高齢者、障がい者、小さいお子様連れにとって、坂の多い文京区内の移動は、たとえ短い距離でも困難です、その解消に。

など、一層便利な運行を区民は望んでいます。 そして区内を網羅することで「4路線で完了」とします。

これまで区側は、第三路線をやらない理由として

  1. 運転手の増員
  2. バス台数の整備

をあげていますが 便利になれば利用者が増えて採算が上がり区の補填額も0に近づき、何の問題もありません。むしろ利益が期待できます。
さらに、混雑地域や通勤時間帯などは、循環路線の両方向運行も利便性が高まります。最近、荒川区で実施されました。

<質問1>B-ぐるの利用者の満足度を上げるために、区内全域を網羅した4路線化・バスターミナル開設の画期的な「運行再編成」について、是非ご理解と実現を強く要望しますが如何でしょうか?

2.図書館が変われば、街が変わる!新たな機能を加える

2−1 図書館に新たな機能を加えて

 図書館は、過去の知的生産物を通して、人々の現在と未来の知的活動を授ける役割を持っています。その意味で図書館は、地域及び国家の知的教育活動の大きなインフラ施設であると言えます。
 現在文京区では、真砂図書館のリニューアル工事が進められ、来年度新たな図書館として生まれ変わることに期待をしています。
 そこで、これからの図書館は、「単なる本をたくさん揃えて貸し出す」というだけでなく、新たな機能を加えることを私から提案します。
 例えば、長崎市立図書館では、長崎市の特有の課題として、がん患者が増え、その予防策を図書館が担っています。館内に「がん情報コーナー」を設置して関係図書やパンフレット・チラシを展示しています。さらに、医療機関との連携で「図書館でがんを学ぼう講座」を年に5回も開催しています。毎回100人近い受講者で、市の「課題解決に役立つ図書館」になっています。
 さらに、総務区民委員会で先日視察した岐阜市の「みんなの森」は、図書館を中心とした複合施設で「市民活動センター」など地域活動の拠点を用意しています。 このように

<質問2>図書館は、既存の機能に加え、もっと積極的に他の部署と連携して、文京区の課題解決に役立つコーナーや啓発、講座開催の機能、区民活動を支援できる機能を加えるなど、発展的な取り組みを提案しますが如何でしょうか。

2−2 小石川図書館は、茗荷谷駅周辺に教育エリアをつくる

 次に、小石川図書館について提案いたします。
 小石川図書館は、今の建物が昭和41年に建てられ、平成12年にリニューアルされましたが、老朽化が進んでいます。また、床が何層にもなる重層な造りにもかかわらずエレベーターがない、障がい者や車椅子の利用者には厳しい環境です。誰が考えてもそろそろ建て替えの時期に来ていると判断します。
 そこで私は、小石川図書館を今の場所に建て替えるのではなく、都有地の大塚バス車庫跡地に整備すべきと考えます。ここは東京都が、平成29年までに定期借地権で民間に貸し出す予定です。その民間建物内の一部を文京区の所有とし、図書館の整備を進めていただくことを提案します。
その理由は、

  1.  これからの図書館は、駅近の利便性を活かして、区民に本に親しむ機会を増やすべき。
  2. 集客力ある立地は、先に述べた地域の課題解決に役立つ図書館として効果的である。
  3. 商業ビル内に移転リニューアルすることで、商業施設の「集客アシスト」にもなり、地域産業や商店の活性力を高める。
  4. 茗荷谷駅前の立地の良いところに区の施設が「教育の森公園・スポセン」しかない。
  5. 茗荷谷駅周辺は、お茶の水女子大学・筑波大学・跡見学園女子大学・拓殖大学・貞静学園女子大学・東邦音楽大学など多くの大学や教育機関があることから連携が可能である。

つまり、茗荷谷駅前を正に文京区の「教育の森」エリアにし、図書館を拠点にした教育・文化・歴史などの事業展開を図かり、区民の期待以上の街を創り上げるべきです。

<質問3>小石川図書館の建て替えは、大塚都バス車庫跡地を利用して、新たな図書館と教育のエリアを茗荷谷駅前に創りだす計画を早急に検討されることを強く要望しますがいかがでしょうか。

3.後楽公園少年野球場の平日利用で「屋外 子育てひろば」に

9月議会の総務区民委員会で私が提案しました、後楽公園少年野球場の平日の利用拡大について改めて質問します。
 私は、後楽公園少年野球場の前を通ると、平日はほとんど使われていない、お天気の良い日などは「もったいないな」と常々感じています。
 実際の平日の利用状況を調べると、稼働率が火曜日から金曜日が2割程度です。それも月曜日に少年ではなく特定の大人の団体に貸し出しているという目的外かなと疑問も生じる実態です。実にもったいない状況です。子どもたちのグランドですから、子どもたちに充分に利用してもらいましょう!
 さらに、最近は、少年野球場の近く、後楽・春日・小石川地域には、園庭のない認可保育園や認証保育所がどんどん開設されています。来年度からは区民センター1階にも認可保育園が新設されます。そこで「園庭のない保育園の子どもたちの遊び場として、またご家庭で育てている乳幼児たちに親子で遊べる広場として利用させていただきたい、屋外で安心して走ったり・ボールを投げたり、体を思い切り動かせるひろば」を区として提供すべきです。

<質問4>後楽公園少年野球場は、平日「屋外 子育てひろば」として、早速に子どもたちに開放して頂きたいと強く要望しますが如何でしょうか。

4.「文京区ご当地婚姻届用紙」で新婚さんにお祝いの気持を

これから提案する内容は、結婚や出産に関することですが、「結婚をするしない、子どもを望む望まないは、本人の生き方の問題で、決して結婚や出産を誘導するものではない」ことをはじめに申し上げます。

まず、「婚姻届」ですが、届手の用紙が「茶色の味気ないもの」です。<パネル1>
そして「受理証明書」も役所の書類という印象です。<パネル2>
当たり前のように何十年もそういうものだと思っていました。
ところが最近は、民間会社がデザインした届出用紙を使っての届出も受理されています。<パネル3・4・5・6>
 次に、これはイベントで使用された民間会社デザインの文京区版です。文京区の特徴をとらえたもので、評価します。<パネル7・8> 今は残念ながら、この会社のアンケートに答えないとこの用紙はダウンロードできません。
 文京区に婚姻届を出して、文京区に家庭を持って、住んでいただく
『文京区で家族になろうよ』作戦は如何でしょうか。
 また、歓迎の気持ちをこうしたデザインの用紙に表わすことは、地元自治体としても画期的です。受理証明書にもデザインを施し、シビックセンターで写真を撮ってそれを貼り記念にしていただくという提案です。

<質問5>文京区制施行70周年記念に「ご当地デザインの婚姻届用紙と受理証明書」の実施を提案しますが如何でしょうか。是非ご検討ください。

5.妊娠届〜出生届までの流れに区としてのお祝いの気持を

『文京区で家族になろうよ』作戦、次のステージ「妊娠から出生」までの流れを確認します。
 医療機関で妊娠が確認されると、健康サービスセンター等で「妊娠届」を提出し、「母子健康手帳」と「母と子の保健バック」を受け取ります。<実物9>
 さらに、この「出生届」を提出すると<パネル10>
 「子ども医療費助成・児童手当」の申請書を渡されます。<実物11> 封筒です。
 そして、5階の子育て支援課へ行って手続します。これが一連の流れですが、どうでしょう。もう少し『お祝いの気持を表わしては』と思いませんか。子どもの誕生に、区としてお祝いの気持ちを表わすデザインのファイルを用意して、パンフレットと届出用紙が順番にわかりやすく整理され、予防接種や健康診断を忘れないように改善しては如何でしょうか。さらに、「出生届の受理書」が「お誕生お祝いカード」になっていれば、写真を貼って記念になります。

<質問6>文京区で新たに「お誕生お祝いカード」を創る、そして「母と子の保健バック」のファイル化で、妊娠から出産、その後の健康事業の促進とハッピーベイビープロジェクトの事業展開を提案しますが如何でしょうか。

6.文京区の幼児教育について

「平成25年6月政府与党実務者会議で『5歳児を対象にまずは幼児教育無償化を平成26年度から』という案が出されましたが、結局財源を理由に見送られ、28年度から5歳スタートで環境整備をし、3歳〜4歳についても総合的な検討、と政府が考えている。」 という報道です。
 区は、このような幼児教育無償化の動きを注意深く見ていく必要があります。しかし、実際の幼児たちは、「幼稚園・保育園・こども園」の三分類、つまり行政の縦割りとその環境の違う中で毎日を過ごしています。幼児が、教育あるいは保育を受けていることを一旦整理し、一元化する時が来ていると判断します。
 私は、文京区の3-5歳の幼児が、幼稚園・保育園・子ども園のどの環境で育っても、同じレベルの教育を受けさせるべきです。そして、一日も早く保育料は、コアな時間は「定額」にすべきと考えます。勿論、親の収入で減額処置は設けます。

<質問7>幼児教育の一本化、それに伴う保育料の定額の考え方の整理について、私の提案も含めて、どのような方針で検討されるのか伺います。

7.シニア世代も文京区でいきいき仕事や生活ができる仕組みをつくる

「文京区まち・ひと・しごと創生総合戦略」は、「文京区基本構想」の後半5カ年の施策の方向性に影響を与えると位置づけられています。
 先日、この「文京区総合戦略」の策定基礎となる「まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」が届きました。これを見ると、少子高齢社会が加速することで一番心配されることは「生産年齢人口」の急激な減少です。

  • 2010年に14万7千人、これから25年後の2040年には12万1千人と18%の減です。 これは税収に大きく影響し、財政が厳しくなる、安定した区政運営ができなくなることが、言わずもがなです。
  • また平成22年のデータで、60歳以上で「主に仕事」の方が、
    男性 60-64歳 77.8% 65-69歳 62.4% 70-74歳 47.1% 75-79歳 36.0% 80-84歳 27.5%
    女性 60-64歳 33.5% 65-69歳 22.2% 70-74歳 14.1% 75-79歳 9.4% 80-84歳 6.6% です。もっと仕事をする人を増やすべきです。

 区民の実情は、定年を迎えて年金だけで安定した生活ができる方は少なく、 また心身ともに十分に働ける年代と見受けられます。さらに70歳代が増えることや「健康寿命」を延ばす意味でも、「70歳代までいきいき働ける、社会貢献のシステム(体制)」を文京区として構築すべきと、私は考えます。
 幸い文京区民は、専門技術や高い技術、豊富な経験やノウハウをお持ちの方が多くいらっしゃいます。そこで、こうした質の高い知的財産や技術、豊富な経験やノウハウを次世代に継承していただきたい、ご自身も活躍していただきたいと考えます。
 まずは文京区に「キャリアセンター」を創設すること、そして、こうした優れた人材の「人材バンクや専門集団」を創り、研修機能を持たせます。学習会や現場での指導など、継承の仕組みを創る、またシニアの方にも仕事による収入がきちんと得られるシステムを構築するのです。
 はっきり言って、今ある「シルバー人材センター」の機能とは異なります。 年金とキャリアを活かした仕事で、安定的な収入を得て頂く、生きがいを感じて頂く、そして区の税収にもつながることを想像しています。
 先日「マイ・インターン」という映画を観ました。生きがいを失いかけた70歳の男性が、フッションサイトの若いママ経営者の企業に再就職して、40年のキャリアや豊富な人生経験を会社に活かし、社内で頼れる存在になっていくというストーリーですが、そんなイメージです。そこで、

<質問8>文京区に「キャリアセンター」を創設すること。シニアの方がこれまで企業や職人など長年培ってきた専門技術や知的財産、豊富な経験やノウハウを、次の世代や区内中小企業に継承していくシステムを構築すること。シニアの生きがいや収入につながる「シニア・インターン制度」を創っていただきたいと強く要望しますが如何でしょうか。

8.「水道交流館跡地」の活用と、区役所主導ではない施設建設のルールづくり

まず、区有地「水道交流館跡地」について要望します。 ここは、

  1. 江戸川橋駅に近い交通アクセスの良い場所です。
  2. また、神田川水害対策のための拠点でもあります。
  3. 新総合福祉センターはできたものの、交流の場としての期待もまだまだあります。
  4. 水道、音羽、関口と保育園入所の超難関地域でもあります。
  5. 隣地が児童遊園として活用できます。

従って、

<質問9>水道交流館跡地利用は、認可保育園の新設、神田川や治水対策の拠点に、また地域交流の場として新たな施設を要望しますが如何でしょうか。

 さらに、近年の区有地や施設の跡地活用の区の進め方には問題があります。
 例えば本郷交流館跡地では、区が使用を決定してから、地域説明会に入ったことから、役所主導に地域から反発が起きました。以前にもこうしたことがありました。
 もっと「協働」を謳っているのですから、計画の段階から地域住民と一緒に考えていく経緯を踏み、地域の課題を区民と一緒に解決していく施設にすべきです。

<質問10>土地活用や新たな施設建設には、地域住民を巻き込んだ協働のルールづくりについて区長はどのように考えているのか、区役所主導でない進め方を望みますが見解を伺います。

<質問の最後にもう一言添えます。>
 私は、前期最後の一般質問において、文京区選挙管理委員会に対し、インターネット等の普及に鑑み「選挙公報の紙面の活性化」と「候補者一人に与えられた紙面の拡大や見やすさ、読みやすさなど改善や見直し」を要望いたしました。早速に選挙管理委員会でご議論いただき、本年4月の「区議会議員選挙」において、1.5倍の紙面拡大が実施されたこと、誠に感謝申し上げます。そこで有権者への情報として「選挙公報」は、4年の任期中は、HPに掲載し続けることを望みます。重ねて18歳選挙権拡大への対応を宜しくお願いします。
以上で質問を終わります。


■ 平成27年11月定例議会 ■

<災害対策調査特別委員会> 11月27日開催
1.文京区地域防災計画(H27年度修正)について
  1. 避難所運営訓練など町会や区民の方の防災意識が高まる中、計画の見直し作業が進められています。
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 11月27日開催
1.文京区基本構想実施計画(平成29年〜平成31年度)
  1. 基本構想(平成29年〜31年)と行財政改革推進計画(平成29年以降)を一緒に編成し策定していく予定です。私からは、「基本構想は、責任を持って執行していただくものですが、区民ニーズやその時の事情に合わせたフレキシブルな施策展開をしていただきたい。さらに、行革は、区民の満足度を上げるため、いろんな角度で努力していただきたい。」と要望しました。
2.(品田の一般質問)
  • 都バス大塚車庫跡地・・・交通局は、平成29年から民間に貸出し利活用の予定。 私から、「駅前の利便性の良いところなので小石川図書館の建て替え、及び茗荷谷駅前を教育のエリアとして新たな街の魅力を引き出す活用を考えていただきたい。」と訴えました。
  • 水道交流館跡地活用について・・・「@保育園の誘致(江戸川橋駅に近い)A神田川や洪水対策拠点 B集会室など地域の課題解決に努めるように」訴えました。
<子ども・子育て調査特別委員会> 11月30日開催
1.育成室の保育時間が、平成28年度から延長されます。
  改定後 現行
学校のある日
(月〜金曜日)
放課後〜午後6時30分 放課後〜午後6時00分
振替等
学校休業日
午前8時30分〜午後6時30分 午前8時30分〜午後6時00分
長期休業日
(土曜日を除く)
午前8時15分〜午後6時30分 午前8時15分〜午後6時00分
☆土曜日(午前8時30分〜午後5時00分)改定なし。

2.礫川公園内仮園舎で平成28年度から臨時保育園を開設します。
  • 区立・認可保育園に入園ができなかった子どもは、区内の認証保育所が3園しかないことから、対策が急務でした。そこで、区立保育園の仮園舎だって礫川公園内の建物を活かして臨時の保育園を3年間の期間限定で整備することになりました。
    0歳―9人、1歳―20人、2歳―18人、3歳―15人、計62人
  • 入園条件:@文京区在住 A0歳(生後43日経過児)〜3歳児まで B自動持ち上がりはなし
<地域振興・まちづくり調査特別委員会> 11月30日開催
1.区内交流における新たな協定が締結されました。
  • 山梨県甲府市との協定は、「明治の文人樋口一葉ゆかりの甲州市」と文京区と相互協力に関する協定を締結しました。
  • 熊本県、熊本市、新宿区及び文京区は、それぞれの自治体間で共通する「夏目漱石」「小泉八雲」「肥後熊本藩主細川家」に関連した優れた文化及び歴史の資産を背景に、文化、歴史、観光、広報等の各分野で相互連携を図ることを目的に覚書を締結しました。
<議会運営委員会> 12月1日開催
1.区議会だよりの発行について
  • 0月31日〜11月5日(6日間)トルコ共和国イスタンブール市ベイオウル区へ、防災対策事業のため議長1名を派遣します。
2.議会図書館の購入(下半期)について
<厚 生 委員会> 12月2日開催
1.春日二丁目特別養護老人ホームの整備について
  • 国有地を区として土地を取得して、特別養護老人ホームを整備します。予定は以下のようです。
    • 27年11月〜 事業公募、28年2月〜3月選定委員会
      28年4月 事業者決定
      29年10月〜 建設工事(事業者)
      31年3月 開設(事業者)
2.区民センターのリニューアル工事によって、新たなお店ができます
  • 現在区民センターの改修が進められています。来年の4月に1階角の場所に「スープとスウィーツ」のお店ができます。ここは、事業者「ありがとうの種」で運営され、従業員は全てが聴覚障害者です。障害者多数雇用事業所整備・運営事業者選定で選ばれました。
3.後期高齢者医療制度の平成28・29年度保育料の見直し
  • 平成28・29年度保育料の検討案が示されました。
    特別対策を継続した場合:一人当たり平均保険料102,833(+5.9%)
    政令どおり:一人当たり平均保険料109,400円(+12.7%)
<文 教 委員会> 12月3日開催
1.千石児童館の指定管理者が変わります。
  • 平成28年度〜32年度の指定管理者の事業者が「日本保育サービス」に変更されました。
2.柳町小学校教室対策等協議会の設置について。
  • 柳町小学校の改築にあたっての前提条件を整理するため、「柳町小学校教室対策等協議会」を設置します。
3.育成室・幼稚園・預かり保育の料金が上がります。
  • 来年度4月から料金が改定されます。
    ■育成室保育料 月額7,000円⇒8,000円
    ■幼稚園保育料 月額9,000円⇒10,500円
    ■幼稚園の預かり保育料 月額6,300円⇒7,600円
    ■一時利用 500円⇒700円
<建 設 委員会>  12月4日開催
1.文京区バリアフリー基本構想(素案)が出されました。
  • オリンピック・パラリンピックを迎えるに当たり、バリアフリーの街を加速させるこれからの時期に「バリアフリー」を進めるべきだとの私の意見もあって、「文京区バラフリー基本構想」の素案が示されました。公共交通の駅のエレベーターや建物の設置など、一つ一つ点検して良いものにしていきます。
2.目白台運動公園・新江戸川公園指定管理について
  • 目白台運動公園は、西武パートナーズ指定管理者の評価は、「B評価 優れている」でした。
  • 新江戸川公園は、新たに「新江戸川公園パークアップ共同体」が指定管理者に選定されました。
私の所属 <総 務 区 民 委員会>  12月7・8日開催
1.区民センターリニューアルオープンで2階に会議室が、地下1階にボランティア・市民活動センターが機能拡大で増えます。
  • 現在、区民センターの現在リニューアル工事が進められています。来年度から、今までの2階事務所を半分にし、「2E」新たな会議室ができます。さらに、地下1階の部分(元飲食店)を「ボランティア・市民活動センター」として新たに整備されます。
2.大塚北会館が来年度からリニューアルオープン。
  • 大塚北会館は、交流館から「区民会館」になって新たに建設されます。4月開設予定です。今度は、畳の部屋から全て洋室に、カラオケができる防音装置の部屋もできます。
3.住民票等のコンビニ交付サービスの導入を始める予定です。
  • マイナンバーカードを利用して、
    @住民票の写しA印鑑登録証明書
    B特別区民税・都民税の納・課税証明書
    をコンビニ交付サービスが検討されていることがわかりました。平成28年10月導入予定で、文京区内の102店舗、年末年始を除く午前6時30分〜午後11時(予定)で手数料を払うと@〜Cがキオスク端末で受け取れる仕組みです。まだまだマイナンバーの功罪の議論がある中で、安全性が心配との意見もありました。 段階的に保育料を値上げしていきます。

■ 26年度決算におけるぶんきょう未来会派意見 ■

26年度決算におけるぶんきょう未来の会派意見を申し上げます。
 平成26年度は、第二期「基本構想実施計画」の初年度として、様々な事業が推進されました。年度のはじめには消費税が5%から8%への引き上げがあり、それに伴い景気回復が一時的に踊り場に差し掛かるなど、普段以上に財政の予測が困難な年であったのではないでしょうか。
 今般の審議を通じて、我々の会派は超高齢社会が到来し、将来は社会保障関係経費を中心に歳出増加が加速度的に増加するリスクに対する備えとしては、現金を溜めこむばかりではなく、体力のある今のうちに将来への投資も進めるべきであると主張いたしました。
 行政の無謬性にとらわれることなく、前例主義から脱却し、PDCAに基づき計画の修正を果敢に行う意識改革、実践を求めます。さらには、区民の多様なニーズに応じた施策の実現に向け、区長のさらなるリーダーシップを発揮し取り組んでいただくことを強く求めます。
 具体的にはまず、行革推進計画における「受益者負担の適正化」については、区民に使用料及び手数料等のさらなる改定を求める一方で、行政が一層襟をただし、計画の具現化と歳入の確保を拡充するとともに、財政状況の「見える化」も推進していくこと。また、行革の更なる推進の柱となる労働条件モニタリング委託については事業の重要性の観点から、来年度本格実施に向けより一層の予算拡充を求めます。
 次にシビックセンターの運営管理についてですが、行革推進計画の方針通り区有施設の有効活用の視点から施設内の開設時間延長など区民ニーズに応える策を講じていくこと。また、UNWomen 日本事務所の開設を機に国連が掲げる理念、条約等をより具体的に文京区の計画・施策に落とし込ませることをあわせて望みます。
 次に区民生活の充実についてですが、コミュニティバス「Bぐる」については新規路線の検討も含め、ルートの細分化や本数拡大などの実現を図ること。 国有地および都有地等の積極的な取得により、福祉インフラ整備等を行うこと。 来年度の障害者差別解消法の法施行に向け、心のバリアフリーの推進をさらに進めること。保育・介護職員の処遇の実態調査を行い、介護職員への家賃補助を行うとともに、人材の育成・定着支援のため組織体の立ち上げること。 原爆被害者の会への支援強化を推し進めること。
 自殺対策では、生きることをあきらめない希望を紡ぐ支援を拡充すること。
 レンタサイクルについては利用者の目線に立ち、シェアサイクル化に転換していくこと。
 食の改善からの癌予防強化を推進すること。
 健康センターのあり方の再検討を行うこと、などを速やかに求めます。
 次に災害対策について申し上げます。
 災害時の要援護者の安否確認については、介護事業者と協定を締結するなど有効な策を講じていくこと。備蓄物質の内容を再検討し、充実を図ること。
 木密地区へのスタンドパイプの配備拡充を進めること、以上、求めます。
 最後に教育についてですが、学校の建て替えは避難所と学校エリアを明確にわけるなど避難所に必要な機能を想定して設計すること。
 お茶の水女子大学こども園においては同じ保育時間で保育料に違いが生じないようにすること。
 保育の質と密接な関係のある私立認可保育園の保育士の離職率を公表すること。
 児童発達支援センターは、民間の専門的な技術、知識、ノウハウを活用し、弾力的で効果的な事業展開となるよう行革の方針通り民営化すること。
 八ヶ岳学園の冬季開校を含む有効利用を図ること。
 インクルーシブ教育の推進は障害の有無で分ける「交流」という言葉を使用することをなく推し進めること。
 柳町小の増築は現在の整備計画を見直し、小学校単体ではなく、柳町こどもの森、児童館、育成室、児童遊園などを一体化した計画を速やかに策定すること。
 小学校の学校選択制について早急に当事者となる世帯等の意向を調査し、区民ニーズを十分に把握すること。
 以上の意見を平成28年度予算に反映することを強く求め、ぶんきょう未来は平成26年度一般会計、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計の5決算すべてを認定いたします。

■ 平成27年9月定例議会 ■

<災害対策調査特別委員会> 9月11日開催
1.平成26年度危機管理対応訓練の実施結果について
  1. 文京区避難行動要支援プラン(全体計画)素案について
  2. 福祉避難所設置・運営マニュアル(高齢者編)について
  3. 27年夏の訓練・防災フェスタの実施結果
  4. 文京区地域防災計画(H24年度修正)について
2.平成27年度総合防災訓練の予定
  •  6月21日(日) 第九中学校 根津・汐見・駒込 <テーマ>:夏の暑さ
  •  10月25日(日) 林町小学校 礫川 <テーマ>:初動対応と情報管理
  •  12月6日(日) 小日向台町小学校 <テーマ>:冬の寒さ対策
  •  平成28年2月21日(日) 本郷小学校 湯島・向ヶ丘 <テーマ>:備蓄以外の食糧確保
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 9月11日開催
1.国・都有地の活用予定
  1. 春日2丁目国交省宿舎跡地・・・文京区として取得予定(9億7500万円補正予算組んで)、民間事業者に特別養護老人ホーム建設整備する。
  2. 千石2丁目外務省宿舎跡地・・・区が土地を取得済み。私立保育園、防災用品倉庫、空地を遊び場に整備する予定。
  3. 千石3丁目最高裁判所宿舎跡・・・隣地の東洋女子学園が、土地を購入済み。
  4. 小石川3丁目小石川宿舎跡(伝通院隣り)・・・「入札準備中」とのことですが、私の方から「近隣の要望は、認知症グループホームや小規模多機能型施設、地域の集会場があがっているので、要望を汲み取るように」と訴えました。
  5. 小日向2丁目宿舎跡・・・7,182u、文京区として取得要望中。私からは、「近隣が心配しているので情報を早く地域にお示しください。特養ホームや小日向台町小学校改修工事の仮校舎など地域課題解決の活用を。」と意見を付しました。
  6. 都バス大塚車庫跡地・・・交通局は、H29年から利活予定。福祉局からインフラ整備の要望あるか区へ紹介あり、現在検討中。私からは、「茗荷谷の駅前の一等地なので、十分活用を考えていただきたい。」と訴えました。
2.(品田の一般質問)水道交流館跡地活用について

私から「@保育園の誘致(江戸川橋駅に近い)A神田川や洪水対策拠点 B集会室など地域の課題解決に努めるように」訴えました。

新設の委員会 <子ども・子育て調査特別委員会> 9月14日開催
1.文林中学校内への育成室の新設について
  • 文林中学校のコンピューター室の所に84u、概ね40人規模の育成室を整備して、来年4月に新設。
2.平成28年度開設の認可保育園4施設について
  • 保育園の待機児対策として、来年度も4園新設します。
    • @ (仮称)ポピンズナーサリースクール本郷・・区民センター1階、0−5歳定員70人
    • A (仮称)にじのいるか保育園千石・・氷下交差点近く、0−5歳定員69人
    • B (仮称)えがおのもり保育園・せんごく・・千石駅近く、0−5歳定員70人
    • C (仮称)たんぽぽ保育園第四分園・・根津駅近く、1−3歳定員28人  他の認可保育園と同様に11月から入所申し込みを受付けます。
<地域振興・まちづくり調査特別委員会> 9月14日開催
1.「文の京」外国人おもてなし隊育成します。
  • 2020年オリンピック・パラリンピック開催を見据えて、文京区として、訪れる外国人が安心して過ごせるように環境を整えるため、街中でお困りの外国人に積極的に声をかけ、簡単な英語で観光地やお店をご案内できるボランティアを育てます。
<議会運営委員会> 9月15日開催
イスタンブール市ベイオウル区へ派遣について
  • 0月31日〜11月5日(6日間)トルコ共和国イスタンブール市ベイオウル区へ、防災対策事業のため議長1名を派遣します。
<文 教 委員会> 9月24日開催
1.男女平等センター・八ヶ岳高原学園・区立学校使用料の改定について。
  • 三年に一回の見直しにより、使用料を改定します。来年(平成28年度)4月からです。
2.文京区立お茶の水女子大学子ども園が来年度から新設されます。
  • お茶の水女子大学内に来年度(28年4月)に保育園(0歳〜5歳)と幼稚園(3歳〜5歳)が合わさった「子ども園」が新設されます。
<建 設 委員会>  9月25日開催
1.区立公園使用料改定について
  • 区立公園(大塚公園集会場及び目白台運動公園)の使用料が改定されます。これも三年に一回の見直しで、来年(平成28年度)4月からです。
2.自転車駐輪場の使用料に学割が導入されます。
  • 来年度4月から、今設定されている自転車駐輪場料金に学割が導入されます。
    減免は、学生が3割引、障害者は5割引、生活保護受給者は免除です。
私の所属 <総 務 区 民 委員会>  9月28・29日開催
1.マイナンバー(個人番号)が交付されます。
  • 文京区民には、10月中旬〜11月下旬に、各家庭に「番号の通知カード」が家族分まとめて「簡易書留」で届けられます。なお、「個人番号カード(マイナンバーカード)」を作りたい方は、番号配布の際の用紙で申請できます。「住民基本台帳カード」を持っている方は併用できません。「行政の個人情報保護対策や窓口対応、個人の管理の徹底、特に高齢者が犯罪に巻き込まれない対策、中小企業などの制度導入の準備援助など」を私の方から意見を付しました。
2.使用料・手数料の改定の議論がされました。
  • 各運動場や屋内運動施設など一つひとつ条例審議がなされました。
  • 私から「後楽公園少年野球場は、午前中利用されていないケースが多いので、こども広場の屋外版として利用を提案」しました。
  • 「小石川運動場」は、3,300円⇒6,600円に引きあがります。中学生までのこどもの主体の団体には、減免措置を講じて半額の3,300円になります。「しかし、大人は2倍に値上がりするので、十分にご理解いただけるように」と意見を付しました。
3.育成室保育料・幼稚園保育料・預かり保育料について
  • 段階的に保育料を値上げしていきます。
  • 「幼稚園の預かり保育料については、保育園との整合性を図るように」「保育園・幼稚園
  • これからのこども園と三種類になるので、幼児教育のマニュアルや保育料の整合性をしっかり検討すること」と意見を申し上げました。

■ 平成27年6月定例議会 ■

<災害対策調査特別委員会> 6月17日開催
1.平成26年度危機管理対応訓練の実施結果について
  • 平成27年3月2日(月)午後1時30分〜午後4時30分まで、災害対策本部編成して、シビックセンターほか地域活動センター(9か所)、避難所(32か所)、妊産婦・乳児救護所(4所)で行われました。  今回は「すぐやるリスク」の行動内容を実践しました。このことにより、災害対策本部からの支持がなくても自発的に応援対策活動できるように具体的な行動手順の習得を行いました。
2.平成27年度総合防災訓練の予定
  •  6月21日(日) 第九中学校 根津・汐見・駒込
      <テーマ>:夏の暑さ
  •  10月25日(日) 林町小学校 礫川
      <テーマ>:初動対応と情報管理
  •  12月6日(日) 小日向台町小学校
      <テーマ>:冬の寒さ対策
  •  平成28年2月21日(日) 本郷小学校 湯島・向ヶ丘
      <テーマ>:備蓄以外の食糧確保
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 6月17日開催
1.平成26年度危機管理対応訓練の実施結果について
  • 足かけ6年の長い期間かけて(知事交代や3.11などの理由で長引いた)最終報告書が出されました。 この間の東京都や特別区を取り巻く社会状況が変化しました。特に少子高齢化が急ピッチに進んでいることのほかに・・
    • @東京一極集中に批判的な地方の圧力。
    • A法人住民税が狙い撃ちにされている。
    • B合併や広域に自治体を跨いだ事業協力を視野に入れて進めていくとしています。
新設の委員会 <子ども・子育て調査特別委員会> 6月18日開催
1.本郷第三育成室の緊急設置について
  • 以前から本郷地域は育成室の待機児童が多い地域でしたが、今年度の育成室希望者がさらに多かったことから、緊急に本郷小学校内に「第三育成室」を緊急措置として緊急に新設しました。
2.平成27年度保育園入園状況について
  • 保育園の待機児対策として4年間で定員を1000人増やしてきましたが、27年4月1日現在の待機児数は、132人で昨年の104人から増加しました。今年度の傾向は、
    • @両親が正規常勤69.7%と7割を占めている。昨年より2.7%増えている。
    • A待機児の9割が0歳・1歳児。
    • B待機児が多い地域は、多い順に本駒込、本郷、大塚、小石川、白山です。  今後は、現在の31園⇒37園 定員は1642人⇒2千人 に増やす予定です。

28年度新規園は、区民センター1階と御茶ノ水大学内子ども園です。現在も複数の案件で調整中とのことです。

<地域振興・まちづくり調査特別委員会> 6月18日開催
1.プレミアム付きお買物券事業の実施結果
  • 26年度実施事業の換金は、商店が49.6%、大型店が50.4%。早い時間で完売されました。27年度は、国の補助金を使って、プレミアム率が15%の総額3億円の予定です。
2.区内中小企業調査事業の結果について
  • 区内の約4千社にアンケート調査を行って、2,266件(有効回答率54.5%)から回答を得ました。この状況を分析して事業展開していきます。
<議会運営委員会> 6月19日開催
教育委員会教育長に内定した者について
  • 現在、厚生労働省大臣官房総務課企画官 雇用均等・児童家庭局保育課幼保連携推進室長(併任)の南新平氏を新教育長に内定しました。6月29日本会議で決定します。
<文 教 委員会> 6月22日開催
1.柳町小学校の増築工事に対して、請願で「待った」をかけました。
  • かねてから、教室数が足らない柳町小学校の増築計画ですが、会派「ぶんきょう未来」としては、まずは「早期の全面改築をすべき」を強く要望しています。ですから、今回の区民からの請願に対しては、「採択」しました。文教委員会としても「請願が採択」されました。
2.汐見小学校で放課後事業を始めます。
  • 汐見小学校でこれまで「オアシス事業」を行っていましたが、26年度末で受託を終了することから、27年度から全児童を対象に「放課後NPOアフタースクール」の協力のもとPTAや地元有志等により構成された「汐見アフタースクール運営委員会」に事業委託して運営されます。
<厚 生 委員会> 6月24日開催
1.弁当等人力販売業の許可の申請等に係る手数料について。
  • 東京都は、弁当等の販売について、人力による移動販売は行商(届出制)として条例で規制していましたが、近年、屋外で弁当を販売する行商が増加したため、温度管理の不備等の衛生上の問題が懸念されるようになりました。このため、許可制にして、保冷容器等の設備要件や食品衛生責任者の設置などの人的要件を義務付けしました。
2.シルバーピアの入居選考方法を変えます。
  • 現在の入居者選考は公開抽選ですが、「住宅困窮度の高い人から入居しやすい方法」を検討します。パブリックコメント実施等の経過を踏んで28年2月議会で条例改正を提案する予定です。
<建 設 委員会>  6月25日開催
1.向丘・弥生・根津・千駄木地区のコミュニティ・ゾーン整備について
  • 25年度、26年度にかけて「向丘、弥生、根津、千駄木地区」を選定して「コミュニティ・ゾーン整備基本計画」を策定しました。これから整備を進めています。
2.新江戸川公園整備等の基本計画について
  • 27年10月に松聲閣が整備完了になります。今後指定管理者を選定して、28年1月から利用開始します。そして3月公園改修工事を(第一期)完了します。
私の所属 <総 務 区 民 委員会>  6月26日開催
1.樋口一葉基金が新設されました。
  • 樋口一葉の懸賞事業運営に資するための基金を新設することになりました。十分に活用されること願います。森鴎外、石川啄木に並んで3件目です。
2.伊勢屋質店が保存されることになりました。
  • 旧伊勢屋質店の保存・活用に要する経費4,200万円の補助金が計上されました。跡見学園がこの建物を所有・保存することになり、区が資金的に援助することになりました。この旧伊勢谷質店は、区民から貴重な建物なので保存してほしいという声に、大学や区が応えたものです。今後は、区民に土曜・日曜に公開していく方向です。
3.元町公園及び旧元町小学校の保全・有効活用について
  • 26年度1年かけて専門家などからなる「元町公園の保全及び旧元町小学校の有効活用検討委員会」で検討され、このたび提言が区に提出されました。内容は@元町小学校は、震災復興小学校として歴史性と特徴(モダニズムの意匠や内部の意匠)を生かした利活用が求められる。避難所機能や防災備蓄など地域の防災拠点としてあり方を検討。A元町公園は、大正12年の関東大震災後、東京市により、焼失区域の各小学校に付随して建設された震災復興小公園52か所に一つである、劣化目立っているが、地域にとっては多様な防災活動に活用できるスペースである。リノベーションによる利活用。などです。これから地域の皆さんと検討内容やご説明し、ご意見を聞きプロポーザル実施、事業者募集、選定・設計・整備工事の流れになりますが、拙速に決めることなく十分に近隣住民や区民の広範な意見を求めるよう訴えました。

■ 平成27年2月定例議会 ■

<災害対策調査特別委員会> 2月17日開催
1.平成26年度危機管理対応訓練の実施について
  • 平成27年3月2日(月)午後1時30分〜午後4時30分まで、災害対策本部編成して、シビックセンターほか
    地域活動センター(9か所)
    避難所(32か所)
    妊産婦・乳児救護所(4所)

    で行います。
2.新教育センターが避難所に指定されます。
  • 平成27年4月から開設される「新教育センター」が湯島地域12町会の指定避難所として指定されます。
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 2月17日開催

行財政改革推進計画(平成24年度〜28年度)中間見直し(案)が示され提案しました。

アカデミー向丘の敷地
区民センターの改修中の社会福祉協議会の仮事務所に使用。中長期的な活用を引き続き検討する。
音羽地域活動センター
大塚福祉作業所は、現地で引き続き運営されるため、建替え用地の活用はない。将来的な行政需要を考慮して検討する。
水道交流館敷地
私から@「認可保育園」新設A神田川水害対策のための施設。B交流の場。の整備を要望しました。
動坂福祉会館敷地
「障害者グループホーム」として整備する。
<少子高齢社会調査特別委員会> 2月19日開催
1.病児・病後児保育事業の実施状況について
  • 現在「保坂病児保育ルーム」と「順天堂病後児ルーム みつばち」の2か所、定員は各6人、生後4か月〜小学3年生まで。毎年度1,000人前後の利用がなされ、拡充が求められています。
  • 平成27年4月より、ベビーシッターの派遣等による病児・病後児保育サービスを利用した児童の保護者に利用の一部を助成する事業を開始します。
私の所属 <地域振興・まちづくり調査特別委員会> 2月19日開催
1.創業支援事業を充実させて実施します。
  • 創業を考えている方に総合的に支援します。
    @創業までのセミナー
    A相談対応
    Bアフターケアなど
2.「石川啄木終焉の地歌碑」及び「石川啄木顕彰室」を開設します。
  • 平成27年3月22日(日)「小石川5丁目短期入所生活介護施設等」の施設内に開設します。私からは
    「@小石川図書館との連携強化 A近隣商店やB−ぐるなどでPR」
    を提案しました。
<議会運営委員会> 2月20日開催
区議会の日程のポスターについて
  • 区議会への傍聴のご案内や活動を区民に知っていただけるように、日程ポスターを区の掲示板の他に、「B―ぐる」の車内にも掲示することになりました。
<文 教 委員会> 2月23・24日開催
1.平成27年4月保育園等入園児の応募状況について
  • 区立園19園と私立園31園の合計募集人員1,027人、応募人員1,449人。27年度から認可保育園がたいへん増えているが、やはり人気は、区立保育園に偏っています。
2.汐見小学校で放課後事業を始めます。
  • 汐見小学校でこれまで「オアシス事業」を行っていましたが、26年度末で受託を終了することから、27年度から全児童を対象に「放課後NPOアフタースクール」の協力のもとPTAや地元有志等により構成された「汐見アフタースクール運営委員会」に事業委託して運営されます。
<厚 生 委員会> 2月24日開催
1.特別養護老ホーム「みどりの郷」今後の方針が決まりました。
  • 現在の特養施設(定員60人)を「サテライト型特養」(ショートステイ含む)として再整備します。
  • 現在の入居者は、
    @教育センター跡地新設の特養
    A他の旧区立特養 に移動します。
  • 大塚福祉作業所は、現在の法人が継続します。
  • 高齢者在宅サービスセンターと高齢者あんしん相談センターは、サテライト型特養の運営事業者と同一法人が運営します。

★「サテライト型特養」とは

ほかの場所で運営する本体施設と密接な連携を確保することにより、人員及び施設基準が一部緩和された定員29人以下の地域密着型特養をいう。

2.高齢者等への新たな住宅施策を展開します。
  • 居住支援事業の強化「文京すまいプロジェクト」
    @ライフサポートアドバイザー事業(生活協力員)
    Aすまいる住宅登録事業(高齢者等の入居を拒まないように住宅オーナーに謝礼を払う)
    B住まいの協力店制度(住まいの協力店から適切な住宅情報をもらう)
<建 設 委員会>  2月25日開催
1.マンションの建替え等の円滑化に関する法律改正
  • マンションの建替え等の円滑化に関する法律の一部改正により、耐震性不足の認定を受けたマンションについて、マンション敷地売却制度の創設と新たな緩和規定が織り込まれました。
2.新江戸川公園「松聲閣」の再開と運営について
  • 現在工事中ですが、平成28年1月16日から再開します。
    @集会所(和室・洋室)
    A休憩室(飲食店舗)
    B事務室 利用:午前9時〜午後9時まで

    管理運営は、指定管理者制度を導入します。
私の所属 <総 務 区 民 委員会>  2月26・27日開催
1.契約制度が改正されます。
  • @最低制限価格制度
    対象案件:予定価格が130万円以上5,000万円未満の工事
    基準価格:予定価格の10分の8から3分の2の範囲内
  • A低入札価格調査制度の改正点
    対象案件 予定価格500万円以上の工事⇒予定価格5,000万円以上の工事
    予定価格が130万円以上5,000万円未満の施工能力等審査型総合評価落札方式で実施する工事

これにより、公共工事品質の確保とその担い手の確保の目的を達成できるようにしていただきたいのですが、他区では上限がないところがありますので検討していただきたい。

2.2020年東京オリンピック・パラリンピックの今後の主な取り組み
  • 2020年までの5年間の取り組み計画が示されました。スポーツや文化の普及だけでなく、外国からのお客様をお迎えのための「おもてなし」準備、ボランティアの育成、外国語の多元語化、バリアフリーのまちづくりの加速化など進めていきます。
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