■2010年 第四回定例議会報告
■2010年 第三回定例議会報告
■2010年(2009年度)決算審査特別委員会
■2010年 第二回定例議会報告
■2010年 第一回定例議会報告
■2010年(22年度)予算審査特別委員会
■2009年 第四回定例議会報告
■2009年 第三回定例議会報告
■2009年(20年度)決算審査特別委員会
■2009年 第二回定例議会報告
■2009年 第一回定例議会報告
■2008年 第四回定例区議会 報告
■2008年 第三回定例区議会 報告
■2008年(19年度)決算審査特別委員会報告
■2008年 第二回定例区議会 報告
■2008年 第一回定例区議会 報告
■一般質問(品田ひでこ質問)及び区長答弁
■2008年(20年度)予算審査特別委員会報告
■2014年の議会報告はこちらから
■2011年〜2013年の議会報告はこちらから


■ 2010年第四回定例議会報告 ■

<清掃・リサイクル調査特別委員会> 11月29日開催

1.「モノ・プラン文京の改定」に関する区民の反応は。

  • 「モノ・プラン文京の改定」に関する「パブリックコメント」が2件、「説明会参加者」が28名、意見16件とかなり関心度が低い結果でした。
2.事業用大規模建築物実施調査について
  • 現在3,000u以上の事業用大規模建築物の所有者等に「建築物管理責任者」の選任と「再利用に関する計画」の作成・提出を義務付けています。今後は、その範囲を1,000u以上に拡大することを検討するにあたり、対象建築物を把握するために調査を行いました。
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 11月29日開催

1.「行政評価の目的、手法、意義」の研究会が開催されました。
  • 事務事業評価を始めて丸10年になります。前回の委員会で、第二弾への見直しの時期であると区側も認識しました。そこで今回は、明治大学公共政策大学院 ガバナンス研究科 北大路信郷教授に講師を依頼して講義を受けました。行政評価には、事務事業評価のような予算を単位とした結果を求められるもの、さらにプログラム評価のような行政活動に対する付加価値の評価など、その評価の目的なあったの評価手法を導入することが重要であることを学びました。文京区も是非「プログラム評価」に移行していただきたいと思います。
<文京アカデミー推進調査特別委員会> 11月30日開催

1.「文京区アカデミー推進計画」(素案)が示されました。
  • 基本構想の分野ごとの将来像(10年後にあるべき姿)を、具現化するための基本理念を今計画に盛り込みました。
2.スポーツ施設の指定管理者との協議結果。
  • スポーツ施設の指定管理者である「東京ドームグループ」と自主事業収入の還元、自主事業の範囲及び利益還元の適用時期について協議の結果が報告されました。これにより、自主事業による収入額が出た場合は、50%区に還元することになりました。
<防災・安全安心まちづくり特別委員会> 11月30日開催

1.大地震の際、区役所本体が被害を受ける想定で非常時優先業務の計画が検討されています。
  • 非常時優先業務(優先度の高い通常業務)のうち、24時間から3日以内、1〜3日以内、30日以内、とランク分けして81件を絞り出しました。私からは、「@神戸市など、過去に地震被害を受けた地域の実際の情報を得ること。Aライフライン(電気・水道・ガス・交通機関等)また、警察などの関係機関との連携を計画に組み込むこと。」を要望しました。
2.区の職員の図上訓練を行います。
  • 1月23日(日)に区の職員の図上訓練を行います。私からは、「@図上訓練であれば、課題を設定して対処の方法を学習するように。A区民の中に区・23区・東京都のOBがおられるはずですので、その方たちに避難所運営に協力してくださるよう働くかけてほしい」と意見を言いました。
<議会運営委員会> 12月1日開催

1.議会図書の購入費を節約しています。
  • 毎年整備している「議会図書室」の一般図書について、私からの提案で、今年度は改善・節約することになりました。議会図書室の購入条件を「共有できる必要性が高い本」を購入することとし、政務調査費で対応できるところは、議員各自が購入するという改善に至りました。
<厚 生 委員会> 12月3日開催

1.新たに「高齢者安心見守り体制」がスタートします。
  • 従来からある事業に加えて、高齢者への定期的な訪問など、より積極的できめ細かな見守り事業を展開することになりました。@75歳以上の高齢者で、要介護認定者、高齢者サービス利用者、地域包括センターが実態把握している人を除いた「比較的元気な高齢者」を対象に日常生活状況、見守りの希望などについて聞き取りを行い、各種事業の紹介や個々人の状況に応じた見守りにつなげていくことになりました。対象者数は、約12,900人。状況把握訪問は、23年1月〜3月駒込生活圏域の約2,900人、4月〜9月富坂・本駒込・大塚生活圏域約10,000人。新たな見守り事業は、23年5月〜駒込生活圏域、5月以降順次、富坂・本駒込・大塚生活圏域で実施していく予定です。
2.新・教育センターの建設にともない「療育部門」の充実について
  • 新・教育センターが建設されることのよって、「療育部門」も拡充されます。@今まで分かれていた発達相談は、「教育相談室」と「子ども発達相談」の窓口が一本化されます。A「児童ディサービス」利用者22人⇒30人に B新たに「学齢期ディサービス」利用者10人/日 が計画されました。
私の所属 <文 教 委員会> 12月2・3日開催

1.第三中学校内育成室設置の再検討について
  • 地域の育成室は、定員オーバーや待機児が多くと近年入室希望が多くなっていることから、来年度から第三中学校に開設されることが、第三回定例会で確認されました。その後、開設が予定されていた「金工室」の場所については、@三中生徒との動線交錯 A生活音が授業に影響する などのご意見が三中PTAや柳町・水道・柳町第2育成室保護者から出され、再考を求められました。こうしたことから、区としては、「金工室」案を断念し、他の場所での検討を開始しました。よって、来年4月最初の開設は、事実上不可能となり、開設までの仮育成室の検討もされることになりました。
2.新しい認可保育園が、来年4月に新たに2園開設されます。
(仮称)小学館アカデミー小石川保育園 (仮称)こころの保育園文京西片
小石川2−1−12小石川トーセイビル2階 西片2−1−1
鰹ャ学館集英社プロダクション 社会福祉法人 三幸福祉会
(当面)45人

0歳 1歳 2歳 3歳
9人 12人 12人 12人

24年度から5歳児―12人
25年度から5歳児―12人の園児受け入れ予定(定員69人)
91人

1歳 2歳 2歳 4歳 5歳
14人 17人 20人 20人 20人
平成23年度4月1日
午前7時15分から午後7時15分まで
  • 保育園の待機児が多い地域の認可保育園の開設は、大変歓迎すべきことです。しかし、文京区のニーズは、育児休暇をとった後の「1歳児」対応が喫緊の課題で酢。さらに、民間の保育園ができることから「保育の質」の確保をしっかり行うように要望しました。
3.中学校の自由選択制、来年度の希望校調査の中間報告。
  • 自由選択性による、来年度中学校の希望状況が報告されました。これにより、第六・本郷台・音羽中学校が抽選することになりました。
4.区立図書館のインターネット対応の工事のため、臨時休館になります。
  • 図書館のインターネット予約システムが予想を超える勢いで(このところ年間20万円から110万件に)あることから、システムを停止して機器の入れ替えなどの工事にかかることになりました。12月29日からの年末年始の休館を延長して1月10日まで臨時休館いたします。
<建 設 委員会>  12月6日開催

1.「千駄木駅周辺地区まちづくり基本計画(素案)」が示されました。
  • 根津地域についで、千駄木駅周辺のまちづくりの計画を策定します。今後は、区民意見募集や住民説明会が開催され、23年3月に策定予定です。
2.休止中の新江戸川公園集会場「松聲閣」を、また利用することになりました。
  • 新江戸川公園集会場「松聲閣」は、老朽化と耐震性に問題ああることから、平成18年以降休止していました。このたび、再整備してまた区民の皆さんに利用していただくための計画に踏み出しました。プロポーザル方式で、事業者を選定して、改築工事をして26年度中には事業開始の運びとします。
3.「千駄木ふれあいの杜」用地を寄付していただきました。
  • 「千駄木ふれあいの杜」を、土地所有者から区に無償で寄付していただきました。今後は、境界確定や登記など済ませて、23年6月には、都市公園として設置いたします。
<総 務 区 民 委員会>  12月7日開催

1.「新・基本構想実施計画(素案)」が示されました。
  • 平成23〜25年度の245事業(新規46、レベルアップ61、継続138)の基本構想実施計画(素案)が示されました。区民の意見募集・説明会を行って、今年度中に策定します。
2.B-ぐる第二路線(小石川地域)の運行に向けて。
  • B-ぐる第二路線運行に向けて、プロポーザル方式で事業者を選定します。今回プロポーザルの前提条件が示されました。来年1月地域住民説明会、2月議会で「事業者と運行予定路線」を報告。3月バス停や事業許可申請に向けた準備。23年度の秋ごろ運行開始予定です。

■ 2010年第三回定例議会報告 ■

<清掃・リサイクル調査特別委員会> 9月10日開催>

1.「モノ・プラン文京の改定」に関する考え方及び今後の方向性について

  • ごみの排出の現状は、@家庭系ごみには、集積所における資源回収品目が約2割含まれている。A家庭系ごみの約4割は生ごみ。B事業系ごみの割合が全体の約6割を占めている。地域特性は、@単身世帯が増加している。A集合住宅が増加している。B地域活動の取り組みに差がある。Cオフィス、医療機関、学校が大規模事業用建築物の約8割を占めている。
  • 「モノ配慮社会の実現」に向けての基本方針は、@生活環境を維持するために適切な清掃サービスを確保します。A区民・事業所等と協働して発生抑制と再使用に重点を置いた3Rを推進します。B効率的なリサイクル清掃事業を推進します。の3つの基本方針に基づきリサイクル清掃事業を実施します。
2.水銀混入ごみの搬入による焼却炉の停止について
  • 6月から7月にかけて起きた水銀混入ごみによる4つの清掃工場焼却炉停止について、水銀混入ごみ不適正搬入に係る持込排出源の調査結果が出され、「原因者の特定に至る結果は得られず、また、特定に繋がる有力情報も得られなかった。」と報告されました。原因者の特定や有力の情報も得られませんでした。本当に悪質な事件です。足立・板橋・光が丘・千歳清掃工場のうち、光が丘清掃工場の1炉だけで、あとは復旧していますが、足立清掃工場は、被害額がおよそ2億8千万円です。
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 9月10日開催

1.「平成22年度事務事業評価等の実施状況について」が報告されました。
  • 事務事業評価を始めて丸10年になります。私からは、「地方自治体における行政評価等への取り組みに関する事態調査(2009年)」(三菱総研)の調査から、『@事務事業レベルでの評価制度の形骸化が懸念される。A職員の「やらされ感」「記入自体が目的化」の意見。B外部委託は進む一方、行政内部での業務効率化の動きが鈍い。』などを指摘し、今後は、第二弾への見直しを提案しました。
<文京アカデミー推進調査特別委員会> 9月13日開催

1.「文京区アカデミー推進計画」を策定しています。
  • 平成18年4月に生涯学習・文化・スポーツの事務を区長部局に移管し、「生涯学習推進計画」及び文京区アカデミー構想にもとづき、「文京区アカデミー推進計画」策定されることになりました。
2.第六中学校の改築に併せて、「アカデミー向丘」が建替えられます。
  • 「アカデミー向丘」は、第六中学校の改築に併せて建替えられます。22年度は、実施計画、区民施設の六中の工事完成後の25〜26年度の二期工事とちょっと後になりますが、26年度の開館予定です。
<防災・安全安心まちづくり特別委員会> 9月13日開催

1.関口一丁目地区が「防犯対策を推進する地区」に指定されます。
  • H17年制定の「文京区安全・安心まちづくり条例」に基づき、このたび「関口一丁目地区(4町会)」が新たに指定されます。文京区としては、3地域目になります。防犯パトロールなど自主的に活動していただきます。地蔵通り商店街に防犯カメラを設置してさらに安心・安全な街を作り出します。
2.今年度は、東京都と合同で「総合防災訓練」が実施されました。
  • 私は、「被害状況の全体的な把握が必要です。行政としては『図上訓練』を行い、管理職が情報把握と支持ができるように訓練やノウハウを習得していただきたい。」と意見を申し上げました。
  • 獣医師会との協定が課題。
  • 行政と住民の責任と役割分担を整理して、「住民の防災知識や知恵を習得できるように、広報等でも区民に知らせていただきたい。」と意見を申し上げました。
<議会運営委員会> 9月14日開催

1.今年度は、ホームステイ生徒を女子3人受け入れました。
  • ドイツのカイザースラウテルン市との「ホームステイ生徒交換事業」は、毎年交互に受け入れていますが、今年は女子3人を受け入れ、16日間文京区を中心に見学や観光を行いました。
  • 国際交流、姉妹都市そのものの再検討の時期に来ています。アジア圏、英語圏の検討も必要です。
<厚 生 委員会> 9月15日開催

1.特養ホーム「くすのきの郷」が同じ法人に更新されました。
  • 特別老人ホーム「くすのきの郷」は、運営を法人に委託しています。前法人から人を引き継ぐなどの理由で当初混乱がありましたが、利用者数の増加やサービスの向上など改善が見られたことから、今回も「社会福祉法人フロンティア」に引き続き3年間の契約更新になりました。しかし、施設の老朽化が進んでいますので、区は「管理運営の区の関与を今後考えていく。」との答弁でした。
2.高齢者の所在確認について
  • 100歳以上の高齢者の所在不明問題から、現在「敬老金贈呈」時期に合わせて調査を行っています。100歳以上の高齢者の祝金等に関しては、新100歳については区職員が直接本人に贈呈し、101歳以上の方は民生委員を通じて本人又は家族に贈呈しています。100歳以上の高齢者85人(8月2日現在)への祝金贈呈時の状況の確認を行いました。
  • 100歳以上で介護保険及び医療保険の利用実績のない高齢者の洗い出しを行い、併せて民生委員から聞き取り、当該者への訪問調査を行いました。結果、103歳の男性が1名不明であることがわかりました。
3.知的障害者のグループホーム・ケアホームの開始に向け、法人が決まりました。
  • 区有地(小石川5丁目7番5号)を活用した知的障害者グループホーム・ケアホームが23年11月事業開始に向け予定されています。先駆けて、施設の運営を任せる法人がこのたび決定されました。「社会福祉法人 太陽福祉協会」(現在、若駒の里を運営している法人)に決定し、土地使用貸借契約30年を締結します。
私の所属 <文 教 委員会> 9月16日開催

1.第三中学校に来年度から、新・育成室が開設されます。
  • 柳町地域の育成室は、定員オーバーや待機児が多くと近年入室希望が多くなっていました。今後の保育園卒園児数の予測から、新設を検討し協議が整い、来年度から第三中学校に開設されることになりました。子育て支援計画では、あと4室の整備を計画されていることから、私は、地域的に必要な所は早く整備すべきと代表質問で訴えました。早期に来年度実現できます。
2.第六中学校の改築基本計画が示されました。
  • 老朽化した第六中学校が改築されます。21年11月〜23年3月までが基本実施設計、23年度〜26年度が改築工事です。このうち中学校部分は、2年半かかり、25年度の2学期ごろから使える予定です。なお、地域ふれあいサロン、地域活動スペース、アカデミー向丘などの利便施設が併設されます。
3.「幼稚園入園状況」と「預かり保育」の状況報告がされました。
  • 幼稚園の3歳児保育の拡大は未だに進みません。今年度の3歳児の応募状況は、14人定数に対して平均で3.94倍と高い数字になっています。私の方からは、「保育園待機児が依然としてあり、幼稚園は定員割れしている状況が長く続くのはおかしい。3歳児保育も競争率が高い状況も改善されていない。この状況を早く改善していただきたい。」と訴えました。教育長答弁は「国の子ども園の動向を見て検討していく」とのことです。
4.「岩井学園」が23年度末をもって閉園されることになりました。
  • 検討委員会で「3年後をめどに閉園」とされていましたが、このたび「23年度末(24年3月で)閉園」が8月17日の教育委員会で決定されました。今後の課題は、@区内で行う健康教育の推進 A引き続き郊外の健康学園への入園を希望する児童への対応 B岩井学園職員への対応 です。
5.「文京区学習内容定着状況調査」により、小学4年・中学1年生の調査報告がされました。
  • 傾向として、文京区の子どもたちの学力は、全国平均よりかなり上です。しかし、学力の低い子への指導が課題です。また、社会や理科については、平均より低い部門があり、理科の授業は「コアサイエンス・ティチャー」や実験・観察に特別指導員の対応をしていく努力が報告されました。
<建 設 委員会>  9月17日開催

1.「文京区都市マスタープラン」(素案)が示されました。
  • 「文京区都市マスタープラン」を改定するため、今年度から学識経験者等で組織する検討協議会及び庁内組織の検討連絡会で検討され、区民意見交換会や区民説明会が開催され、このたび素案がまとまり示されました。この素案の説明会・パブリックコメントが9月末まで行われ、10月に景観審議会、12月から来年2月にかけて都市計画審議会を経て3月に改定、6月に議会報告の予定です。
2.「絶対高さ制限を定める高度地区の指定方針(素案)」について
  • 区内では、周辺から過度な突出した建物が出現し、住環境や景観の保全をめぐり近隣紛争が発生しています。「都市マスタープラン」策定にあわせ、地域の特性を考慮した良好な住環境や街並み景観を形成するため、絶対高さ制限を定める高度地区の指定方針(素案)」を策定しました。
<総 務 区 民 委員会>  9月21・22日開催

1.「23年度の重点施策」の第一次分34件が示されました。
  • 55件提案された中で34件が今回選ばれました。「子育て・教育」@柳町地区の育成室待機児対策として、第三中学校に新設。A水道保育園に子育てひろばが設置。B特別支援教室(ニーズの高いモデル校)に専門指導員を派遣。「福祉・健康」@新たな高齢者見守りネットワーク事業。「コミュニティ・産業・文化」小日向地区を中心にコミュニティバスの運行。「まちづくり・環境」@改定都市マスタープランを踏まえ、良好な景観形成を着実に推進する。「行財政運営」@シビックセンター25階展望ラウンジを観光スポットに。壁面を企業のPR用に活用。「その他(施設関係の大規模な取組)@千石一丁目土地活用(子育て支援施設と区民施設)A汐見小学校の校庭を人工芝に改修。などが特に目立つ内容です。今後は、追加や練り直しの事業が出てくる模様で、現在精査しています。
2.千石1丁目に土地を取得し、千石地区区民施設を新たに建設します。
  • 千石1丁目の千石保育園隣地の土地を区として購入しました。一体的に土地を活用し、保育園、児童館・育成室、子育て広場を新規に開設します。また大原地域活動センターをここに移転させ、大原地域活動センター(会議室・ふれあいサロン)と地域施設(多目的室)を新規に建設する予定です。22年11月〜23年8月 基本設計・実施設計、そして1期工事は、まず取得した土地に子育て施設を23年12月〜25年2月。第二期工事の区民施設は、25年4月〜26年9月です。現在の保育園は解体します。
3.湯島及び向丘地域活動センターの建替え計画
  • 下記の表のように建替えが示されました。
湯島地域活動センター 向丘地域活動センター
複合化 旧四中跡地に予定の新総合体育館 と複合化 第六中学校改築に併せて、アカデミー向丘と複合化
所在地 本郷7丁目1番 (新総合体育館内) 向丘1丁目2番 (第六中学校に、区民施設併設)
施設内容 ふれあいサロン(多目的室、立ち寄りコーナー、パソコンコーナー、まち案内コーナー)、会議室(洋室)、打ち合わせスペース(町会等打ち合わせ室)、事務室(区民サービスコーナー)、倉庫等
スケジュール 新総合体育館の建設に沿って進める。 第六中学校の改築に沿って進める。
22年 実施計画 23〜24年度 建設工事 25年 開館 22年度 実施設計 25〜26年度 区民施設建設工事       (第二期工事) 26年度 開館

4.B-ぐるの運行に向けて。
  • @第一路線の沿線協議会を設置します。とても利用状況がよく、20年度事業では、△803万円、21年度△360万円ですが、東京都の補助を受けて21年度は、区としては180万円の負担になりました。
  • A第二路線は、プロポーザル方式で事業者を選定します。来年1月地域住民説明会、2月議会で「事業者と運行予定路線」を報告。3月バス停や事業許可申請に向けた準備。23年度第二路線運行開始。
5.響きの森文京公会堂外7施設の指定管理者について。
  • これまで公会堂やスカイホール、アカデミー向丘・湯島・茗台・音羽・千石の施設は、財団法人アカデミーが指定管理者になっています。23年度以降の管理については、非公募で指定管理期間5年と決定しました。しかし、審議の中では、評価が「B−改善も図れておおむね良」としていますが、今後の公益法人としていく上でも、計画や姿勢が客観的にわかりにくいとの意見が出されました。
6.シビックセンター低層階の見直しの中で「サイン計画」検討改善されます。
  • シビックセンター低層階のサイン(案内版)の見直し作業が進められています。このたび、筑波大学 副学長 西川潔氏にアドバイスをお願いして計画を練り直しまとまりました。今回委員会に、西川先生を委員会の参考人として招き、説明を頂きました。決定内容は以下の通りです。色彩については、たくさんの色を使わず、高層階がブルー、低層階がベージュの2色使い。シビックセンターには入り口が4箇所あることから、アトリョウームを見直し、自立式の総合案内サインを設置して、入り口でしっかり案内する姿勢を見せていきます。大ホール・小ホールのマークを決めて、特に小ホールの誘導を改善させます。

■ 2010年(2009年度)決算審査特別委員会報告 ■

平成21年度決算 民主クラブ会派意見
文京区議会民主クラブの会派意見を申し上げます。
平成21年度の予算は、「CHEF(シェフ)のおもてなし予算」として、子育て支援と高齢者施策を更に前進させ、基本構想の4つの基本政策に沿った形で、バランス良く配分された予算編成となりました。そこで、編成手法として成澤区長が取り入れた、枠配分方式による予算編成ですが、各部が主体的かつ自律的に施策を予算化することが可能となり、重点施策を積極的に立案し実施することができたなど、概ね区民サービスの向上に努められたと評価をするところです。財政状況としては、基金の取り崩し額がゼロや、経常収支比率の適正水準維持は図られたものの、急速な景気の悪化などによる税収の大幅減や、今後予定されている区有施設の整備改修などの財政需要に備えるため、引き続き不断な行財政改革に全庁を挙げて取り組まれるよう望むところです。 歳入については、個人住民税のフラット化による影響が一時あったものの、都心回帰現象など人口増による特別区民税の微増や、区民の高い納税意識と区の収納努力も相俟って、財源の根幹を成す特別区税の確保は図られました。今後は、社会情勢の変化に伴う税収減に備えるため、様々な知恵と手法を用いて安定的な財源の確保に努められるよう要望するところです。
歳出については、
先ず総務費では、シビックセンター維持管理費の精査、自治体クラウド化の研究による電子システム経費のコスト削減、防災対策では、緊急地震速報機器の有効活用、AEDの操作手順の徹底、区民費では、区有施設へのアクセスや乗換えに配慮したコミュニティバス第2路線の設定、ホームページの改善、青少年スポーツの育成と支援、産業経済費では、現場の声に即した商店街振興策の展開、民生費では、新たな特別養護老人ホームの早期設置、一人暮らしの高齢者施策の拡充、区民斎場の見直しと新たな展開、衛生費では、乳がん子宮がん検診の対象年齢拡大、子宮がんワクチンの公費助成、うつ病や統合失調症など精神疾患に関する総合的な対策、都市整備費では、良好な住環境が確保される都市マスタープランの作成、耐震改修促進事業の更なる推進と耐震化率の向上、高齢者や障害者に対する区民住宅の転換、教育費では、将来ビジョンの進行管理の徹底、放課後全児童対策の重複事業の精査、学校図書館と地域図書館との連携強化、地域拠点施設としての森鴎外記念館の活用など、各項目全般に亘り所属委員より指摘させて頂きました。 その他も含め、我が会派から指摘した事項を踏まえ、今後も更なる内部努力と費用対効果の観点に立って、均衡財政を堅持するとともに、変化する多様な区民ニーズに応えるべく、意を用いて区政運営に取り組まれるよう要望するところです。

以上の意見を付しまして、平成21年度一般会計歳入歳出決算及び、4特別会計の歳入歳出決算を全て認定致します。
■ 2010年第二回定例議会報告 ■

<清掃・リサイクル調査特別委員会> 5月24日開催>

1.「廃棄物処理手数料」の改定作業に入ります。

  • 現在の「廃棄物手数料」は、平成20年4月から23区統一の手数料ルールで実施されています。スタート時点は仕方なかったものの、各区で処理原価が違うことが課題で、見直すことになりました。実際の処理単価からみると1kg.59円ですが、現行の手数料は32円と安価になっています。24年度から8円アップの新手数料40円になる予定です。
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 5月24日開催

1.「都区のあり方検討委員会」 の状況報告がなされました。
  • 東京都と特別区の事務配分に関する検討状況が報告されました。しかし、一向に権限や税源移譲が足踏み状態で熟字たる思いです。「東京の自治のあり方研究会」の報告もありましたが、「人口減少、少子高齢化がますます進む状況で、将来の東京を考えると、社会保障が付加可決、無駄な投資はできないでしょう。また首都東京として、世界の中の金融・政治・経済の中心である東京を動再生するのは、国や東京都に仕事であり、早く都民に密着した細かな事業は特別区に移譲すべきである。」私は発言しました。区長の答弁では「東京都は、依然として権限の委譲には頑固であり、“50万人自治体の配置分合論”も引っ込めたりしている。次の選挙のあとという考え方で、研究会も時間稼ぎと思われる。」とのことでした。何ともさびしいことです。
<文京アカデミー推進調査特別委員会> 5月25日開催

1.生涯学習や文化・スポーツについて区民に調査をしました。
  • 区民にアンケート調査をして、生涯学習や文化・スポーツについての意識調査の結果が出ました。区民の7割の方が生涯学習やスポーツなどをやっています。要望は、「土曜・日曜日、夜間の開催」また「1人でも気軽に参加できること」を区と区民が協力できるようにとのことでした。
2.区内の案内標識が統一する計画です。
  • 区内には、約3,400の住居表示・観光案内板・歩行者案内標識があります。既存標識の集約やデザインの統一などスマートでわかりやすいものにする予定です。筑波大学との協働研究となり、約2年かけて統一化計画を策定します。
<防災・安全安心まちづくり特別委員会> 5月25日開催

1.「事業継続計画(地震編)」を策定します。
  • 現在ある「地域防災計画」の実効性や補完する働きとして「事業継続計画」を策定します。企業で行われている「BCP」「Business Continuity Plan」、つまり社会活動を維持するために、優先して遂行する業務を効果的に遂行する上で必要な資源の準備や対応方針・手段を定め、かつ復旧を早めるための計画です。
2.今年度の「総合防災訓練」は、東京都と合同で行われます。
  • 今年は、8月29日(日)午前9時から正午まで湯島・向丘地域活動センター管内避難所の訓練対象町会の方々が対象で、東京都と合同の訓練となります。指定避難所に避難をしたあとで、メイン会場になる駒本小学校に参集して多種の訓練が行われます。
<議会運営委員会> 6月8日開催

1.北京市昌平区へ文京区から派遣しました。
  • 4月26〜29日まで、北京市昌平区に区長、議長、区職員など5人を派遣しました。昌平区では、「国際温泉産業発展会議」開催に出席、さらに北京市人民対外友好協会との意見交換などが行われました。
2.カイザースラウテルン市からホームスティ生徒を受け入れます。
  • 今年度7月21日から8月5日までの16日間、カイザースラウテルン市からの女子3人を文京区の家庭でホームステイとして受け入れる予定です。
私の所属 <文 教 委員会> 6月9・10日開催

1.「子ども手当」が6月10日から支給が始まります。
  • 対象者は20,998人(世帯数13,826)で、第一回の支給が6月10日(支給率57%)に振り込まれます。(中学生までのこども1人月額13,000円)第二回は、6月25日で約8割の支給率になります。制度への批判はなく、寄付の意思のある方は1名でした。
2.旧元町小学校における病後児保育施設が開設され、保育園も区民枠ができました
  • 旧元町小学校は、現在順天堂大学に貸しています。その施設の中に6月中旬から「病後児保育ルームみつばち」が開設されます。利用定員は6人(区民のみ)、8時30分〜5時30分で利用料が60,000円です。前後30分の利用は300円です。
3.保育園の入園状況の報告があり、待機児が昨年より増えて106人です。
  • 昨年より20人待機児が増えました。昨年より定数を135人増やしたにもかかわらず、人口増と出生率が増えた点が要因と考えられます。私は、
    @待機児が多い地域の格差の是正
    A育児休暇が進む中で1歳児の待機数が多いことから、4・5歳児が預かり保育が機能しているので、1歳枠を増やす検討をすべき。
    B入所指数については、「出産」が2月〜6月予定がある場合は「7点」になることは、他の月に出産した場合と不公平感を感じるので改善を。
    などの課題を意見としました。
4.「預かり保育」の21年度の利用実績から制度を評価しました。
  • 21年度から幼稚園の在園児を対象に「預かり保育」をスタートして利用実績から、区民にマッチした制度か議論されました。就労を理由にした登録が、各園15人、1日10名程度、月に10回を上限として利用いただいていますが、第一幼稚園や明化幼稚園で枠を超えた利用があったようで、地域的な利用格差があることが報告さました。私は、「@地域によって利用人数を拡大すること。A保育園の待機児対策としてこの事業が有効に機能していることから考えているので、保育園の待機児対策を見直すように。」と意見を付しました。
<厚 生 委員会> 6月10日開催

1.高齢者の病院内の介助サービスが始まります。
  • 医療機関受診時に必要な高齢者に対して、受診時の待ち時間にも付き添いを希望する方にサービス(院内介助)が6月1日から始まりました。要支援2、要介護1〜5に認定者、65歳以上の独居者、日中高齢者のみの方などが対象者です。本人負担は30分130円(生活保護受給者は免状)、30分単位で月4時間までです。
2.「福祉センター建物基本プラン検討委員会」が設置され検討が始まっています。
  • 庁内に新たな福祉センターの建物基本プランを考える検討委員会が開設されました。関係団体や関係者の意見を聴取して、7月に区民全体を対象にした住民説明会が開かれます。旧5中の当りは、地盤面の高低差があり、前面道路の巻石通りや江戸川橋駅からの道路のバリアフリーなどの問題が浮き彫りにされ、整備の必要性が議論されました。
<建 設 委員会>  6月11日開催

1.高齢者に賃貸住宅を登録し、区があっせんして入居しやすいように補助します。
  • 高齢者単身および高齢者世帯は、これまで民間の賃貸住宅を借りる際に断られるケースがありました。そこで高齢者を受け入れていただけるように、一定の条件(トイレや浴室、階段などバリアフリー化)をクリアすると契約成立の場合に家主者謝礼(年間10万円)を助成します。また、バリアフリー化工事をした場合にも助成します。
2.市街地再開発事業の進捗状況
  • 「後楽二丁目地区」22年4月建築工事完了。公開空地、防災トイレ、備蓄倉庫の地域貢献の施設が用意されました。
  • 「茗荷谷駅前地区」現在建設中、完成は23年3月予定。地域町会も利用できる集会場が予定されています。
  • 「春日・後楽園駅前地区」今年度中に組合設立の都知事認可を受け、権利変換の手続きに入る予定。
3.千石駅南と護国寺駅西に自転車駐輪場が新たに整備されることになりました。
  • 「千石南自転車駐輪場」東京都交通局から年額300万円の借地料で、区が、約300台の整備をします。ゲート式にし、設置費用・維持管理費を安価にします。補正予算で3千万円。
  • 「護国寺駅西自転車駐輪場」高速道路入口の高架下に約150台収容の駐輪場を新設します。歩道の両側にラック式で整備、22年度当初予算で2680万円。
<総 務 区 民 委員会>  6月14日開催

1.千石1丁目用地取得による活用計画が示されました。
  • 「千石1丁目購入用地」は、「子育て施設」を新たに建設する。保育園、児童館・育成室、子育てひろ ば(新規)として、第一期工事(22年10月〜24年12月)
  • 「既存の千石保育園用地」は、保育園を取り壊し、区民施設を新たに建設する。大原地域活動センター・千石交流館施設ほか地域施設として、第二期工事(25年4月〜26年9月)
2.景気対策のため、前払金制度改正を行います。
  • 緊急景気対策の一環として、21年1月に前払金対象工事の条件のうち「60日以上の工事」を撤廃し、工事請負者の資金調達支援を図りましたが、依然として厳しい経済状況を踏まえ、さらに資金調達支援の拡充を図るため制度を改正します。@前払金額:限度額1億円から2億円に引き上げる。A中間前払金の適用:新設―契約金額の20%以内の額(1億円を限度)
3.「湯之谷やまびこ荘」の経営を23年度から民営化します。
  • 湯之谷やまびこ荘は、利用者の伸び悩みから(多いときは、年間6千人から現在3千人程度)、区の持ち出し経費も年間5千万円と課題で検討してきました。これまで地元の「湯之谷薬師スキー場管理組合」に委託していましたが、業者の経費削減に努めるということから、23年度から建物を無償貸し付けして民営化に踏みだします。区民への利用は、予約できる期間を早くし利用料金は変わりません。当初は、施設廃止との方向でしたが、2年間様子を見ようといった感じです。
4.今年は、国政調査が実施されます。
  • 区内1,866調査区で、調査基準日は10月1日現在です。前回平成17年度調査の時との主な変更点は、
    @調査票の封入提出方式の導入
    A調査票の郵便提出方式の導入
    Bインターネット回答方式の導入(モデル地域のみ)
    C国一括のコールセンターの設置(区でも区民部が問い合わせを受け付けます。)
    前回の苦情や実効性をあげるために見直されました。調査項目は20項目、今後の政策に活かす調査項目です。
<文京区基本構想審査特別委員会>  6月15日開催

「新たな基本構想」に関する審査のための特別委員会が開かれました。
  • はじめに座長を務めた区長から「学びあいの協議会であった。“おせっかい”については、こだわらずと申し上げたが、協議会委員の皆さんが採用してくださった。」と策定に当っての見解を述べました。議会としても1年4ヶ月のわたる協議会委員さんの熱心な審議と策定にかかわり、区長が座長として無作為抽出の委員さんや団体代表からの意見を頂いて審議した形式は、評価できます。
  • 「自治基本条例」の協働・協治や「新たなる公共」の担い手になる区民、地域活動団体、NPO、事業者などが公共サービスを役割分担の中で行っていくことが重要であると謳っています。
  • 「おもいやり」については、議会の共通意見として「使用するならば、誤解のないような文脈、表現方法で文章に挿入してはいかがか」を協議会側に返しました。協議会としては、使いたいとの意向で表現を変えて使われました。
  • 今後3年間の実施計画が策定され、施策が組まれていきます。10年後の描く姿目指して。福祉や教育・まちづくりの向上に繋がるよう区側と協力して私たち会派も政策提案してまいります。
■ 2010年(22年度)基本構想特別委員会 民主クラブ 会派意見 ■

文京区議会民主クラブの態度表明を行います。
本基本構想は、その策定協議会において、無作為抽出による区民委員を加える等、新たな区民参画の手法も取り入れながら、多くの区民の皆さんとともに、1年4ケ月の長きに亘り広範な議論の積み上げがおこなわれ、策定されました。このことは、本区の自治基本条例の理念である「協働協冶」を実践されたことと、高く評価をするとともに、策定協議会に参加された皆様の熱心なご議論に厚くお礼を申し上げます。
また、議会においては平行して自治制度・行財政システム調査特別委員会において議論を重ねてきたところであります。そこで取りまとめを行った、60数件の議会意見や、またパブリックコメント等の多くの区民意見についても協議会の場において、丁寧に協議、検討がなされた上で、本案に反映されたことも併せて高く評価をいたします。
文京区の行政運営の指針である本基本構想が、その貫く理念のもとに、10年後に描かれる文京区の将来都市像、そしてそれぞれの分野別の将来像、が実現される様に基本的な取り組みが着実に実行される事を願うところであります。また、今後着手される、実施計画策定や、個別計画において、そして個別事業においても、区民ニーズを的確に把握しながら、基本構想の具現化が図られることを望むとともに、今後も、本区の厳しい財政状況が予想される中で、更なる行財政改革を進めながら、本基本構想の実現に向け、効率的な行政運営が図られる様に要望し、文京区議会民主クラブは議案45号、文京区基本構想に賛成をいたします。
■ 2010年第一回定例議会報告 ■

<清掃・リサイクル調査特別委員会> 2月23日開催>

1.研究会「廃棄物処理の現状と展望」富士常葉大学 杉山涼子 教授

  • 研究会が開催され、杉山教授から@廃棄物処理の目的と変遷 A東京都の動向 Bサーマルリサイクルの効果 C文京区の現状と課題 D今後の展望 の項目で勉強会がありました。文京区のこれからの方向性を探る意味で重要な研究会でした。
2.「使い切ったスプレー缶、カセットボンベの資源回収」が4月から始まります。
  • 区民が分別に困っているものの一つに「スプレー缶・カセットボンベ」があります。現在、不燃ごみとして収集されている「使い切ったスプレー缶・カセットボンベ」は、「資源ごみ」として分別回収します。回収後は、適正処理され資源として有効活用され、ゴミの減量に繋げます。「使い切っていないもの」は、「キケン」と表示していただき、清掃車やゴミ処理施設での爆発や火災の危険を防ぐように、区民の皆さんに協力を求めます。
私の所属 <自治制度・行財政システム調査特別委員会> 2月23日開催

1.「新たなる基本構想」(素案)の案が出されました。
  • 現在、区長を座長とする協議会で新基本構想策定作業が進んでいます。今回の委員会で素案が出されました。これをもとに、区民の皆さんにパブリックコメントや説明会でご意見を頂きます。さらに、議会でも4月上旬までに意見をまとめて、区長サイドにフィードバックしていきます。

    <パブリックコメント> 3月1日〜31日 1ヶ月間
    <区民説明会> 3月5日〜11日まで 4カ所で開催
    最終的には、6月議会で決定されます。それまで、充分な議論が展開されることを期待します。
<文京アカデミー推進調査特別委員会> 2月24日開催

1.「旧五中体育館」の整備で、屋上プールは使用できないことになりました。
  • 旧五中体育館は、区民施設として有効利用するため、耐震補強工事が行う予定になっています。エレベーターや誰でもトイレ等バリアフリー対策が講じられます。(22・23年度)名称も募集します。   しかし、新たに空調設備や障害者用駐車場、外付けエレベーター等整備するわけですが、スペースや建物の過重増加となるため、「屋上プールは、使用しない」ことが妥当と判断しました。ちょっと残念ですが、安全な建物や他の利便性が上がるので改修を待ちたいと思います。
  • 旧第五中学校で利用していた12団体については、現在もまた工事中も、新しい音羽中学校を利用していただくことになっています。
2.2013年東京国体では、少年男子サッカーが小石川運動場、レスリングが、スポーツセンターで開催。
  • 2013年(平成25年度)に東京で国体が開催されます。少年男子のサッカー競技は、小石川運動場で行われるため22年12月から24年2月(15ヶ月間)まで改修工事に入ります。改修費用は、9億7千万円の予定。内国体(東京都)から補助金が1億円、まちづくり交付金の対象にもなります。さらに、レスリング競技は、以前は、東京ドーム内施設を予定していましたが、緊急時避難路確保で課題が生じたので「文京スポーツセンター アリーナ」が会場になることになりました。大会は、4日間ですが、約1週間全館が利用できなくなります。両施設の利用者への早い周知と協力理解が必要になります。
<防災・安全安心まちづくり特別委員会> 2月24日開催

1.「全国瞬時警報システム(J−ALERT)」を整備します。
  • 「気象情報」緊急地震や気象など、「有事関係情報」弾道ミサイルやゲリラ、大規模テロの情報など文京区は、危機管理体制を強化するため、国(消防庁)から瞬時に情報を得られるシステムを整備することにしました。
2.「臨時災害対策本部運用訓練」が行われました。
  • 職員の危機管理能力の向上を図るまため、1月31日(日)午前8時〜午前11時30分訓練を行いました。参集人員は、計画人員の27.9%で105名、本部、地域活動センター、避難所(区立小・中学校)で訓練がされました。職員が、避難所の学校内の状況や地域の人たちと顔馴染みなど、住民と一体になってできるようにしていただきたい。
私の所属 <議会運営委員会> 2月25日開催

1.平成21年度「海外都市訪問団」が、10回文京区を訪問されました。
  • 21年度中に中国・韓国・インドネシア・ベトナムから、延べ10回、140人の訪問がありました。特に「韓国ソウル市ソンパ区」から姉妹都市として交流したいとの申し入れがありましたが、これまで双方の訪問してきた他国他市との関係などを充分考慮して、アジア圏については、慎重に判断するとのことです。姉妹都市は、現在は「カイザースラウテル市」と一市のみです。今後は、アジア圏だけでなく英語圏の国とも交流を考えるべきです。
2.議会図書館の図書資料購入費の軽減と運用についての提案
  • 議会図書室の図書資料購入については、6月定例会で一年分の購入リストが挙げられ判断を求められるが、「必要な白書等継続的に買うものと、年度途中で議員の要望で購入できるよう購入方法を工夫してほしい、さらに削減努力をすべき」と私から提案し、認められました。
<厚 生 委員会> 2月26日開催

1.小石川5丁目に「知的障害者グループホーム・ケアホーム」を整備します。
  • もともと文京区で持っていた土地を活用して、知的障害者のためのグループホーム・ケアホームを1棟建てることなりました。区が、土地をお貸しして、社会福祉法人に建設や事業運用をしていきます。22年度事業選定・建設工事着工、23年度から事業開始です。「知的障害者6名程度、世話人1名の規模ですが、障害者計画を推進するよう求めていきます。
2.国民健康保険保険料の改定について。
  • 国民健康保険保険料は、医療費の増大等で22年度から保険料が改定されます。所得割0.94⇒1.03、均等割額59⇒63万円、一人当たりの保険料86,882⇒93,105円と年額平均約6,220円上がります。
3.後期高齢者医療制度の22・23年度保険料が改定されます。
  • 20・21年度平均被保険者数110万3千人、平成22・23年度は、127万7千人と推移し10.3%程度増加する予想です。保険料率など決める東京都後期高齢者医療制度から、提示があり、文京区では、45%の方が平均4,165円年額高くなります。
私の所属 <文 教 委員会> 3月1日開催

1.「子ども手当て」が6月から支給される予定です。
  • 22年度における子ども手当て支給が、国会の法律が成立した時点で6月から、児童1人当たり月額13,000円支給されます。4月中旬に、対象世帯に案内・申請書等発送され、申請制です。 支給月:年3回(6月、10月、2月) 支給対象児童見込数 22,000人程度 給付見込額 28億6千万円、事務費見込額 1,900万円国庫から全額支給されます。
2.「子育て支援計画」に区民の意見を頂き中間のまとめが示されました。
  • 「障がい児の育成室」の受け入れについては、1室3名が基本で、希望どおりの育成室に入れないことが課題として区民から意見を頂いています。それに関して私は、「79人枠の中で57人の応募は、近隣等に移っていただければ問題ないと答えるのは、あまりに冷たい。希望通りの学校や自宅の近いところに増設するなどの策を講じるべき」と強く訴えました。
  • 「中高生の居場所」対策は、大変多い意見です。これに対して、私は、「新・教育センターには、この中高生の居場所が整備され予定だが、5年先に今、今いる子どもたちの手当てが必要である。中学生に早く帰れといわないで、放課後に中学校内に居られる場所を確保できるように考えていただきたい。」と要望しました。
3.「高校実質無償化」に向けての準備を確認しました。
  • 国会の法律が成立すれば、22年4月から「高校実質無償化」がスタートします。現在区では、「奨学資金貸し付け」を行っていますので、この無償化がスタートした時点で、区民への周知と制度をキャンセルする場合もあるので、手続きをきちんとできるようにしていただきたいと、要望しました。
<建 設 委員会>  3月2日開催

1.「文京区都市マスタープラン」(中間のまとめ)が示されました。
  • 「文京区都市マスタープラン」を改定するため、今年度から学識経験者等で組織する検討協議会及び庁内組織の検討連絡会で検討され、区民意見交換会の意見を踏まえて中間のまとめが出来上がりました。区民からの主な意見は、@高さ・・文京区らしい建物の高さや色を。一定のレベルで統一することが大切。静かな環境を残したい。A歩行者・自転車・・バリアフリーの更なる取り組み。自転車のための走行空間の確保を。B公園・・子どもが安全に遊べる公園を。などです。今後は、3月中、一ヶ月間パブリックコメントを求め、3月9日から、区内4箇所で説明会が開催されます。
2.小石川植物園の壁をデザインフェンスにして、コミュニティ道路を造ります。
  • 小石川植物園の西側・南側道路を拡幅して、今ある万年塀を開放感のあるデザインフェンスに改修します。さらに、全面道路を植物縁側に拡幅し、歩道を安心して歩ける空間を作り出す「コミュニティ道路」を造ります。
    22年度は、基本・実施設計や住民説明会等、23〜25年度 道路拡幅及び塀の整備、26〜27年度コミュニィ道路整備と年度に分けて行われます。
3.4月から「3人乗り自転車」購入に区は助成します。
  • 交通安全上の配慮から、新年度より「3人乗り自転車」を購入する際、区内自転車屋さんにご相談いただくと助成します。対象者:6歳未満の幼児を養育している方 補助額:購入額の2分の1、3万円を上限に補助します。
    坂が多く文京区内は、子どもを乗せて自転車を走らすことは実に危険です。国道17号線の東大農学部のあたりでは、自転車歩行レーンのハード面も整備されます。
<総 務 区 民 委員会>  3月3・4日開催

1.千石1丁目に土地を取得し、千石地区区民施設を新たに建設します。
  • 千石1丁目の千石保育園隣地の土地を区として取得することになりました。大原地域活動センターをここに移転させ、1階は保育園の耐震補強中の仮園舎に、改修後は分園や子育て広場に、また児童館交流館になる予定です。千石地域の区民施設を建設する予定です。隣の保育園や児童遊園と一体的に使える土地です。
  • 山村体験宿泊施設として「湯之谷やまびこ荘」が昭和57年に開設されて以降、地元の湯之谷村(現在は魚沼市)との交流事業も活発に行われています。また平成6年に温泉棟も増設しました。しかし、20年度区の持ち出し額は、5,755万円です。このことから、今後は、民営化の可能性を魚沼市と検討して、困難な場合は、施設の廃止に踏み込む姿勢が出されました。
2.「強羅文の郷」と「湯之谷やまびこ荘」のあり方の方針(最終報告)が出されました。
  • 「強羅荘」は、平成17年度から民営化し「潟tォレスト」に運営を委託しています。民間の努力はあったものの、区民利用がこの4年間で3割以上減少し、区民以外の一般利用が約6割です。区の持ち出し額は、年3,805万円です。さらに、施設の老朽化や耐震補強工事をすると、約1億2千万円が見込まれています。「区民への宿泊サービスを継続するため、ホテル・旅館業を行う民間事業者に土地を貸し付け、借受事業者が新たな宿泊施設を建設し区民へ優先的に施設を提供することを貸付条件とすることが望ましい」との結論です。
3.マルチペイメントによる収納開始します。
  • 22年度から、特別区民税と軽自動車税について、マルチペイメントによる収納を開始することになりました。これにより、休日や夜間など金融機関の窓口が開いていない時間でも、ATM、パソコン、携帯電話等を通じていつでも支払いが可能になります。
4.シビックセンター低層階の見直しの中で「サイン計画」検討改善されます。
  • 現在、シビックセンターの低層階は、すでに経済課や産業団体が地下2階に、子育て支援フロアーがこれから5階に引越しと順番に行われています。それに合わせて、表示文字が小さい、駅から目的地までわかりづらいなどの課題を解決するため「サイン計画」の見直し作業がされています。来庁者アンケートや障がい者、お年寄りにもわかる案内表示になるように工夫とアイディアが求められます。
■ 2010年(22年度)予算審査特別委員会 民主クラブ 会派意見 ■

成澤区長は22年度の予算を、「子ども、高齢者、区民の暮らしの3つを守る三守り予算」と位置付けられました。厳しい経済情勢の中、区税が減収する一方で、時代のニーズに即した新規事業や喫緊の区政課題に対して果敢に予算を配分し、三守り予算の名に相応しいバランスの取れた予算編成であると同時に、我が会派からの要望も反映していただいた予算案であることを評価致します。
歳入については、基金の適切な活用等により、財源の確保に努められたことを評価致します。
歳出については、限られた財源の中で有効性・効率性を精査し、区民ニーズを的確に捉え、子育て支援、高齢者施策、景気対策などの重点施策に予算配分されたことを評価致します。
一方で、大規模な区民施設整備や職員のスキルアップ、待機児童対策、特別支援教育の充実など、区政における喫緊の課題も残されており、これらについても意を用いて積極的に取り組まれたい。 尚、予算審査の過程において、我が会派から指摘させて頂いた事項に関しては、検討の上実現化に向けて順次対応されますよう要望致します。
以上の意見を付しまして、民主クラブは、平成22年度一般会計予算、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計の5会計予算に賛成致します。
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